昼食後、シャフリサーブス から ”青の都” サマルカンド に移動。言うまでもなく、世界遺産都市です。到着したのは16時頃でした。
紀元前から、シルクロードの中心都市として、ソグド人によって発展・繁栄してきましたが、13世紀に、チンギス・ハーンによって殆どが破壊されました。そして、ティムールによって蘇った都市です。
早速、ウズベキスタン観光のハイライトである レギスタン広場 へ。
ウズベキスタン観光の写真に必ず使われるショット
左に建つのがウルグベク・メドレセ、中央がティラカリ・メドレセ、右側がシェルドル・メドレセ。
いずれも、ティムール後に建造された神学校ですが、ここが ”青の都” サマルカンド のシンボルのような観光スポットになっています。
まずは、中央の ティラカリ・メドレセ から。
1660年建築
相変わらずのブルーを基調とした幾何学紋様ですが、流石に、ヒヴァ や ブハラ で観たメドレセと比較しても、ひと際壮麗です。3つの並び建つメドレセの調和の要。建てられたのは、一番後のようですけどね。
ここでも、新婚カップルの記念撮影
見事なアラベスク装飾
中庭
青い丸屋根の下には、”ティラカリ(金箔された)”礼拝所があります。
修復には3kgの金が使われたとか
左側に建つ ウルグベク・メドレセ へ。ティムール の孫である ウルグベク によって1420年に建築。3つの中では一番古いメドレセ。
天文学者でもあったウルグベク らしい青☆をモチーフにした紋様
右側に建つ シェルドル・メドレセ 。1636年完成。
青矢印には偶像崇拝を禁止するイスラムの掟を破るデザイン
虎+人面日輪(拾い物画像)
支配者が権力を誇示するために描かせたが、建築家が責任を取って自殺したという伝説が残っているそうです。
1時間近くフリータイムを設けてくれたので、心行くまで堪能することができました。
夜のライトアップした風景も一見の価値があるようですが、宿泊するホテルが中心部から離れていたため、断念しました。団体ツアーは楽チンな半面、制約も生じます・・・
ハイライトの観光が終わり、夕食かなと思ったら、オバチャン達の要望で、地元のスーパーへ立ち寄ることになりました。オバチャン達、スーパーが大好きですからね(笑)
メロンとスイカ
皆さん、バラマキお土産を購入したようです。
私も自分用に、珍しそうな物を買ってみました。
左上はビールのおつまみにピッタリとマルちゃんがススめてくれました。私、家でも殆ど呑まないのですが・・・
その横が、蜂蜜で味付けした”おこし”。
左下は、蜂蜜に漬けたドライフルーツ?
その横はチョコレート。
まだ、どれも食べていないので、味はわかりません。
そして、夕食のレストランへ。
ボルシチ
もの凄くオイリーでした。ビーズの味付けも濃厚。
3月にロシアで頂いたボルシチよりも異国風味でした。
どちらが、より本場の味なのかはわかりませんけど。
名物シャシリク(串焼き)
この店はチキンが美味しいらしく、羊ではありませんでした。
ウズベキスタンでは、チキンの方が高価ということです。
日本の焼き鳥と比べると、大きくて豪快。味付けはシンプル。
皮はパリパリ、肉はサクサクで美味しかったです。
ウズベキスタンへ来て、初めてのアイスクリーム
隣の長テーブルには、クラツーのご一行様。
手配するのは現地旅行会社なので、結局は、旅程も寄る店も同じになってしまうようです。
その割には、読売旅行は安い。
ホテルは街外れにあるサマルカンド空港の真ん前にありました。
設備はタシケントで宿泊したホテルほどではありませんが、十分に満足できるレベルでした。
REGAL PALACE(翌朝に撮影)
5日目終了。