(令和6年3月19日参詣)
北門神社から歩いて10分余り。大きな朱塗りの建物の前に出ました。こちらがこの日の稚内寺社巡りのメインに考えていた真言寺です。
真言寺は北海道三十三観音霊場の第27番札所となっています。私が巡礼をしている北海道八十八ヶ所、三十六不動尊、そして三十三観音の札所のうち、道北地方(上川、留萌、宗谷)にある札所で参拝していない最後の札所です。ようやくここまで来れました。
真言寺の前には小さな川が流れていて、いろは橋がかかっています。その近くには「稚内地名発祥の地」という看板があり、「冷たいきれいな水のある川」を意味するアイヌ語の「ヤムワッカナイ」が稚内の語源になっているそうです。その川がこちらの川とのことでした。
本堂の脇の入口に向かい、三十三観音のお参りに来た旨を告げると、本堂に案内していただけました。納経帳をお渡しして押印をしていただく間、納経箱に般若心経のお写経を納め、御本尊の前で般若心経をお唱えしました。そして霊場御本尊の御真言をお唱えしました。
押印をしていただいた納経帳を受け取り、真言寺を後にしました。
高野山最北大師真言寺
【所在地】
〒097-0022
稚内市中央5丁目11-21
北海道三十三観音霊場会公式サイト