キビタキ | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 5月から6月にかけて山を歩くと、いろいろな野鳥のさえずりに混じって、ひときわ美しいさえずりが聞こえてくることがある。キビタキとオオルリはその代表的な野鳥だ。


 いずれも私好みの派手な色合いの鳥。オオルリはここでも何度か取り上げたが、頭から背中にかけて鮮やかな瑠璃色をしている。一方のキビタキはお腹と背中の一部に鮮やかな黄色が入っている。よく響くさえずりを頼りに探していると、比較的発見しやすい鳥だ。


 この2種類の鳥、さえずりがちょっと似ていることもあり、なかなか区別がつかなかった。そんな私に教えてくれたのが、学生時代の友人だ。


 曰く、オオルリは、さえずりの最後が汚い。なるほどよく聞いてみると、キビタキのさえずりはそのままきれいな声で最後までいく。一方オオルリは、咳払いでもしているような声で締める。どうも適当な表現は思いつかないのだが、せっかくだから北海道新聞社の野鳥データベースで聞き比べてみると面白いかも。


キビタキ

 写真はキビタキ。2004年5月23日、白金野鳥の森で撮影。