以前から気になっていた権八にやっと来られた。(東京都中央区銀座1-2-3)
権八と言えば “蕎麦” が有名だが都内に7店舗ある中で、ここは “蕎麦” だけでなく “寿司” と “串焼き” もある。
外観は古い木造風で、「権八」の看板が架かっている。
何処から入るのかと探していたら、モンスーンカフェ他と同じ入口のため、意外にもモダンな感じであった。
この外観からすると、“のれん” に “引き戸” が良かったのに・・・残念!
店内に入ると受付のような所に係員がいたので、“1人です。そばです” と伝えると、“お2階へどうぞ” と言われて2階へ。2階に上がると、ビックリ! “広い広い” 、座席はかなりある。
とても「そば屋」とは思えないレストラン風の店内だ。窓側は座敷になっていて、子連れの奥様方が食事していた。奥には厨房が見える。部屋はやや暗めにしてあるので、照明が明々と輝いている。注文したのは事前に決めていた「天ぷらせいろ」で、待つこと20分近く。やけに遅いなと思っていたが、どうやら注文を受けてから揚げているようだ。
やっと、天ぷらせいろが登場。最初にそばを一掴みいただくと “ちょっと硬い、これはそば粉100%の本物か?” そばが硬い理由には2つある。“茹で時間が足りない” か、“そばにコシがある” かだ。ここは、そば専門店なので “茹で時間が足りない” のはあり得ない。そうすると、この硬さは “そばにコシがある” からか? 念の為、もう一掴み食べると “やはり硬い” しかし、こんなに硬いのは今まで食べたことが無い。何でこんなに硬いのか? NETで調べると「硬いそばが好まれるのはコシがあるからと誤解されているためだ」とある。そもそも “そばのコシ” とは何なのか? そば粉の原料、そば粉とつなぎ粉の割合、水加減、練り具合他で “そばのコシ” が決まるそうだが、“コシがある=硬い” ではないはずだ。延び切ったそばは美味しくないが、わざと硬くしているならばそれも問題のような気がする。ここのそばは、本当に “そば粉100%” なのか?
疑うことは止めて、天ぷらはどうか?
えび、キス、ししとう、かぼちゃ、なすの5品。やはり、エビから。これは車エビと思われる。歯ごたえがあって美味しい。キスも美味しい。これで、サラダも付いて1,280円は安い。
そこで、お店の評価は、味(4)、量(4) 、価格(4)、店の雰囲気(5)で総合評価(4.25)はBランクでした。
【G-Zone銀座店】閉店のお知らせ | 権八 GONPACHI|和食レストラン