【4月18日(月)】

昨日の風は非常に強かったです。

心配で眠れなかった方もいらっしゃるのでは。

さて、定例会が終わり、入学式など一連の行事が終了しました。

その中で、先週の15日(金)には、クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設建設工事の起工式が行われ、所管の委員として出席しました。

北秋田市が30年4月の稼働を計画しているこの施設、平成2年に稼働開始した現在のごみ処理施設が老朽化したため敷地内に建て替えるものです。

地上4階、地下1階の延べ床面積は3820平方m。1日当たり25tを処理できる炉を2基備え、流動床式焼却方式を採用し、炉床単位面積当たりの処理能力が大きいことが特徴です。

焼却後の残滓(ざんし)量を減らすこともでき、環境にも十分配慮した施設となっています。

建設費は2ヶ年で50億円を超える予算となっています。

安全に工事が進んでほしいものです。


そして、次の16日(土)は、大館市と北秋田市、小坂町で設立した地域連携「秋田犬ツーリズム」主催のキックオフ・シンポジウム、「デジタルマーケティングが地方創生に果たす役割」の講演に参加してきました。

観光誘客を図るために、2市1町で立ち上げたこの組織は、交流人口を増やすためにインターネットを通じて世界発信を行い、インバウンド(訪日外国人旅行客)増加のために、自治体間で連携していくものです。

この組織の名前は「秋田犬ツーリズム」。

面白い名前だと思ったのですが、このシンポジウムで「地方創生×デジタルマーケティング~旅行者の変化への先取りと世界の潮流~」と題し講演した、インターネット検索大手・グーグルの陳内裕樹観光立国推進部長は、「英語での検索数では、akitainu(秋田犬)がmount fuji(富士山)の2倍になっている」との状況を紹介。

「これを武器に地域を発信し、いかに稼いでいくかが大切だ」と述べられたことで、【秋田犬】がこの組織名に使われたものだということが理解できました。

今後、この組織が地域の情報発信の担い手となって、国内外からの観光産業の手助けとなっていくよう期待したいと思います。


さて、先週から続いている熊本県、大分県を中心としている「熊本大地震」。

まだ記憶に新しい「東日本大震災」にも匹敵する大震災になってきました。

前の大震災から間もないこともあって、救援物資や救助隊は即時に現地に向かわれていますが、被災地にはタイムリーに届いていないみたいです。

お亡くなりになった方に心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方に対しお見舞い申し上げます。

今週末には「伊勢堂岱遺跡」の近くに建てられた【北秋田市伊勢堂岱縄文館】の竣工式があります。また、来週には北秋田市民ふれあいプラザ【コムコム】の竣工式典があります。どちらにも参列して活性化の糸口を探っていきたいと思います。