back numberの「春と冬」という曲
個人的にすごく好きな歌なのですが
こういう切ない歌は歌詞の意味が気になります。
推測しながら書いていたものが
長くなりすぎてしまったので
こちらは
私の推測結論のみを書いたバージョン
です。
推測の過程を見たい方は
一個前のブログからお願いします。
歌詞を見ていく上で
登場人物としては
主人公と主人公の好きな人(彼)とその彼女。
なんとも、切ない登場人物のラインナップ💦
歌詞を読み解いていく上で
気づいたのはシンデレラのお話に例えた比喩が
全体的に散りばめられているのではと気付きました。
これを踏まえて見ていくと
かなり理解できると思いました。
また、主人公と彼は
表面的には友達だけど
かなり親密な関係だった。
そして、主人公は彼に
好きという気持ちは伝えていなかったのではないか
と推測しました。
それを踏まえた上で歌詞を見ていきましょう。
「私を探していたのに 途中でその子をみつけたから
そんなバカみたいな終わりに
涙を流す価値は無いわ」
最初の歌詞をみていると
私を探していたのにと言うのは
だいぶ自分よがりに聞こえると思ったのですが
これをシンデレラ比喩と考えると
ガラスの靴の持ち主の私を探していたのに
途中で他の女性を見つけたから
自分は彼のシンデレラではなかったという
思いがけない結末に
涙を流す価値はないと歌っているのでは
もしくは、いい感じだと思っていたのに
自分の気持ちを伝えずに終わってしまった自分を
「バカみたいな終わり」と表現したのではと推測
「幕は降りて 長い拍手も終わって
なのに私はなんで まだ見つめているの」
彼と彼女が結ばれた事を
シンデレラの劇が終わりに比喩して
もう、自分にチャンスはないのに
まだ彼を想っている
「嗚呼 枯れたはずの枝に積もった
雪 咲いて見えたのは
あなたも同じだとばかり
嗚呼 春がそっと雪を溶かして
今 見せてくれたのは
選ばれなかっただけの私」
通常、春というのはめでたいイメージですが
雪解けしてわかった事は
選ばれなかった自分という
なんとも切ない春を表現した歌ですね。
「あんなに探していたのに
なぜだがあなたが持っていたから
おとぎ話の中みたいに
お姫様か何かになれるものかと」
恋をガラス靴に例えて
私も恋を探していたら
彼が持っていたという事は
彼の事が好きになったから
シンデレラのように彼に選んでもらえると
思っていたということかなと思います。
「面倒くさくても 最後まで演じきってよ
ガラスの靴を捨てた誰かと
汚れたままのドレスの話」
ここはまさにシンデレラ比喩が
1番わかりやすいところですね。
ガラスの靴を捨てたのが彼だとすれば
最後、ガラスの靴を持って
自分のところに来てくれると信じてたのに
そのガラスの靴を彼が捨てて
他の女性のところに行ったから
魔法が解けて汚れたままのドレスと
何も関係が変わらなかった
主人公を表現しているのかなと思いました。
「嗚呼 冬がずっと雪を降らせて
白く 隠していたのは
あなたとの未来だとばかり
嗚呼 春がそっと雪を溶かして
今 見せてくれたのは
知りたくなかったのはこの気持ちの名前」
2番のサビですが
1番気になったのは最後の歌詞。
「この気持ち」は恋の事だと思うのですが
付き合っていたのであれば
これが恋なのは分かりきっていますよね。
なので、これは自分の気持ちに
気づかないふりをしてた
女性の歌なのかなと感じました。
「似合いもしないジャケットを着て
酔うと口悪いよねあいつ
「でも私そこも好きなんです」だって
いい子なので でもねあのね
その程度の覚悟なら 私にだって」
この歌詞で彼が主人公に彼女を紹介していてます。
紹介するような関係というところから
表向きは友達で仲間内に彼女を紹介したときに
彼女と話したのかなと感じました。
そして、主人公は彼女に対して
「いい子なのね」と思っているところを見ると
主人公の恋心の事は知らずに彼女が付き合った事や
彼女が主人公から無理やり奪ったという
感じでは無い事がわかります。
また、彼も主人公に彼女を紹介してるという事は
元カノという関係でもない可能性が高いですよね。
「嗚呼 私じゃなくてもいいなら
私もあなたじゃなくていい
抱きしめて言う台詞じゃないね」
この歌詞でかなり話が変わってきますよね!
主人公は気持ちを隠して
ただの友人を演じていたのかと思いきや
この台詞はちょっと意味変わってきますよね💦
この台詞は
それなりの関係がやはりあったという事では?
友達以上恋人未満のような関係だったけど
気持ちをはっきりと伝え合ってはいないような
関係だった。
もしくは、表向きは仲の良い友達だったけど
体の関係があるような関係?
なのではと推測。
そして、この台詞をいつ言ったかが気になりますね。
彼女と付き合う前に言ったのであれば
強がって言っちゃって
彼が彼女を選んじゃったのかもしれませんが
付き合ってから言っているのであれば
彼が体の関係を続けようとと誘っている可能性も!
主人公は実は密かに好きだったから
私を選ばないなら
私もあなたを選ばないよと
抱きしめて強がって言った台詞なのでは
と思ってしまいました。
この彼がちょっと悪い男なのではと
思わせる部分ですよね。
彼女がいるのに抱き締めてるのも気になるし。
「嗚呼 枯れたはずの枝に積もった
雪 咲いて見えたのは
あなたも同じだとばかり
嗚呼 春がそっと雪を溶かして
今 見せてくれたのは
選ばれなかっただけの私
ひとり泣いているだけの
あなたがよかっただけの私」
最後は素直にあなたがよかったと
本音を伝えてる切ない歌詞ですね。
全てを見ていて
ただ彼女に奪われたのではなく
彼と彼女が結婚したのでは
とも受け取れるなと感じました。
シンデレラ比喩も
最後は王子様と結ばれるので
それを結婚として捉えると
Cメロの
「似合わないジャケットを着て」
というのは、
結婚式の衣装なのではと
読み取れます。
また、
「幕は降りて 長い拍手も終わって
なのに私はなんで まだ見つめているの」
この歌詞も恋愛を演劇に
比喩しているだけの歌詞かと思いましたが
結婚式に出席してる主人公が
式が終わって
2人を祝福している拍手が終わったのに
自分の気持ちはまだ彼を見つめている
というようにもとれます。
シンデレラのように
お互いに惹かれあってると思っていたのに
違う女性と結婚してしまった
失恋ソングなのかな。
どちらにしても、
男はいい男ではなさそうですよね💦
こんな感じでまとめてみました✨
皆様はどう取りましたか?