私は去年の10月末をもって会社を退職しセミリタイアを果たした。
26才の頃に『金持ち父さん貧乏父さん』を読み、セミリタイアを夢見て不動産投資を行ってきた。
なぜセミリタイアをしたかったのかというと時間が欲しかったから。
そしてセミリタイアを果たし時間ができ、思ったこと。それはなにもしないということはつまらないということだった。
最初は良かった。目覚ましを使わなくなり出勤しなくても良くなりゆっくりできる時間がいっぱいあり最高だったが、一月もかからない内にそれが苦痛となってしまった。
なにかおかしい魔法にでもかかったかのような感覚であったが、新しいことを始めようという気になり今までの賃貸経営の経験を生かした事業を現在は行っている。
セミリタイアして思ったことは、私にとって結局はセミリタイアといってもそれはただのスタートラインであってゴールではなかったということ。
会社員卒業をスタートラインにするか、ゴールラインにするかはその人自身が決めることであるが、なにもしないということは意外につまらない。
ロバートキヨサキはビジネスを立ち上げ不動産に投資しようと言っている。
だが私は不動産投資をして基礎、基盤を作りセミリタイアして時間を作って、スモールビジネスを複数したほうが現実的ではないかと思っている。
良く考えてほしい。サラリーマンをしながら空いた時間でビジネスを立ち上げることは簡単だが、継続し収益を上げていくことは非常に難しいししんどい。
だが時間があるなら話は別だ。時間があればビジネスに集中でき、オフもしっかりとれる。
そんなたっぷり時間のある環境下で収入を上げることのできる自身のない方は会社を辞めるべきではないと思う。
相談に来られる方の多くはセミリタイアを目指している。
セミリタイアを目指して不動産投資をされている方々にアドバイスさせていただいているのは、セミリタイアまでの計画だけでなく、セミリタイアした後の計画も立てておいたほうがより充実したライフが送れるということです。