「切り取る」僕は切り取る この、陽光が反射するきらきらした風景を 騒々しい都会の喧騒を 季節の変化を教えてくれる花々の香りを 暗い部屋で寝転んで見る天井のくすみを 1人喫茶店で佇んだコーヒーの苦味を 晩秋の肌寒さを 茫漠としたこの思いを 僕は切り取る 今日という日が遠くなり 過去の一粒にならぬよう 感じたものが色あせぬよう 不器用に「言葉」を紡ぐことで 今日という日を、今この瞬間を切り取るんだ