はじまり | さっちんの卵巣がんと共に生きるあきらめない道

さっちんの卵巣がんと共に生きるあきらめない道

42歳卵巣がん(明細胞腺癌Ⅱc)術後TC6クール
43歳再発転移(腹膜播種TC)+アバスチン9クールからアバスチン単剤数回
44歳ニボルマブ治験第二相参加 結果玉砕
現在子供3歳。親子3乗り越えるために頑張っています。

この日は二人目妊娠のために、一人目を授からせてくれたクリニックに受診。

一人目は約2年に及ぶ不妊治療(IVF-ET)だった。その時にできた受精卵がふたつ残ってて、凍結保存してもらっていた。

正直、妊娠したいのではなく、人の形をしていないけど、ひとつの命の始まりである私達の大切なたまごを、冷たい冷凍庫から出して、あたたかい私のお腹に一度でいいから戻してあげたかった。妊娠したら、それはそれで嬉しい、産まれたらもっと嬉しいアップけど、そこまで望んだら贅沢だわ…
あとのことなんか考えてなかった。

移植は簡単にできると思ってた。

でも、いつものように内診室で卵巣の様子を確認すると、なんだかおかしな画像。丸い風船みたいななかにボコボコしたカリフラワーみたいなものがある。大きさも10cmくらいある。

先生は「卵巣に腫瘍がある。それがこの2ヶ月で急に大きくなった。すぐにでも精密検査をする必要がある。良性でも悪性でも手術しないと、このままでは移植できない。」

今から腫瘍を取り除く手術をしていたら、妊娠は来年か…だとすると出産は45歳か!?
やっぱり無理なのかな汗しょぼん

とりあえず、早く手術してもらおう。それしかないグードンッって思いました。