お疲れ様です。


僕です。


あなたは強者ですか?


それとも


あなたは弱者ですか?



と問われたら僕は間違いなく強者ではない。


トイアンナさんの


弱者男性1500万人時代という本を読んでみました。


 

 



 

 

男性のイメージや昔からの慣習のせいで


男は男らしくということを嫌と言うほど叩きつけられ


男が弱音を吐くことは世間の常識からすると


憚られますよね。


データをもとに男性の弱者性ということについて書かれており


弱者男性になってしまうことは本人だけの問題ではなく


様々な要因があることがわかりました。


例を上げれば


貧困などの経済的弱者


昔から顔を馬鹿にされたりいじめられていればルッキズム起因の顔面弱者


虐待経験者、もしくは兄弟姉妹の虐待を見てきたなどの虐待サバイバーなどの家族関係弱者


ハゲである毛量弱者


若いうちから家族の介護をするヤングケアラー


宗教二世


などなど様々な要因があります。


インターセクショナリティ(人種、性別、階級、性的指向、性自認など複数の個人のアイデンティティが組み合わさることによって起こる様々な差別の現状に目を向け、マイノリティの中でもさらに焦点の当たりづらい差別を受けている当事者を可視化するための概念。)があってその人は理構成されているのであるから


その人の単一の側面のみをみて判断してはいけないなと思わされました。


自分を含めた

世間一般が思う弱者男性像というものがいかにいい加減で偏見に満ちたものであるということを自覚させられますね。


無知が偏見を生み、偏見が差別を生む。


知らないのにもかかわらず知ったような顔をして相手のことを攻撃するのはやめよう。



ここまで読んでいただいた方


本当にありがとうございます。