お疲れ様です。


僕です。


怒ること。


あ、ちなみに自分ではなくて仕事で関わることのあった患者さんのことでございます。


毎日沢山の患者さんと接しますから


まれにですが

自分にとって気難しい患者様とのリハビリになることがあります。


そもそも自分にとって気難しいだけかもしれないし


別のスタッフが見ても気難しいのかもしれないので


人によっても変わるのかもしれませんし

変わらいないのかもしれません。


このブログでも


患者様の怒りの感情に触れたときのことを書き記し


なぜ怒るのかを考えてみて忘れないよにしたいと思っています。



周りは


「大変でしたねー。なんなんですかねーあんなに怒って」


とか


「嫌ですよねー。これで強くなりますね!」


などフォローしてくれたり庇ってくれたりするので


自分も正直なところ


理不尽に怒られたし


俺は悪くないよなと一瞬思い思考停止してたのですが


同時に

自分には改善できることは本当になかったのかとも考え始めてしまいました。


診察室側でももともと気難しい人だったよ


あなたは悪くないよとフォローしてくれてたので


まぁそうなのかなぁとも思うのですが


どうも腑に落ちいない。


確かに自分が全部悪いとは思わない


ただ患者さんが全部悪いとも思えない 



診察サイドや看護師さんからも


「あの患者さんはいくら説明しても素直に話を聞き入れないからねー。〇〇くんは悪くないよ」


とも言われ一瞬安心したあとやっぱり


じゃあなんでこの患者さんは素直に話を聞いてくれないのかと考えてしまいます。


はじめに入ったときから顔の表情で


すこしプライドが高そうだなとか


なんか眉間にシワ寄ってて怒りっぽそうだなとか


こちらが話しかけにくそうな雰囲気あるなとか


自分の中のバイアスをかけてしまっていたかもしれない。


この自分の中のバイアスも

これまでの自分と他者との交わりの中での経験の積み重ねで作られていて


そこが邪魔してしまったのかもしれない。


バイアスがあることはわかっていても


バイアスを外して俯瞰的に見て


患者さんと接することが自分にできなかったからなのかもしれないことが良くなかったことなのかもしれない。


まれにこういう患者さんに会うと


正直ものすごく疲弊するけれども


疲弊してるだけじゃなんだか損した気分。


ならば次に活かせるように考えていかないとだめですね。


相手はしきりに


こちらがアドバイスとして伝えていたことを


そんなの原因じゃないと言い張っていた。


理学療法士という立場上

症状を悪化させないために伝えたアドバイスが


相手のプライドを傷つけてしまっていたのかもしれない。


自分が否定されていると思ってしまったかもしれない。


患者さんの言い分がたとえおかしいと感じても寛容な心で一旦受け入れ肯定し


相手にわかるまで忍耐強く説明してもよかったかもなぁとも思う。


いくら話し合ってもだめな場合もあることはもちろんあるけれども


自分は過去の経験でこの患者さんに対して無意識に苦手意識を持っていたのかもしれない。


機嫌の悪い人、なんだか怒りそうだなという人は苦手かもしれない。


その時

昔ボコボコにされた父親の映像が浮かぶ。


父親はすぐ怒りすぐ殴る人だった。


怒る人を見ると心臓がバクバクしてしまう。


それは自分が怒られてなくてもそう。


今回は心臓がバクバクして丁寧に対応しているときの自分の声が震えてたのを覚えてる。


恐ろしかった。


人の怒りの感情が自分に向いている時がホントに恐ろしい。


人の怒りの感情を引き出したくないと強く想う。


ですがこの経験により

こういう自分が自分の中にいるよねということを再認識。


ストレスも溜まったし筋トレして一時的に忘れたいと思います。


ここまで読んでいただいた方


本当にありがとうございます。