No.44痛みへの意味付けを利用する治療 | 「検査をしたけど異常がない!」でも痛い!という人に向けたブログ

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「検査をしたけど異常がない!」でも痛い!という現象は、医学、医療者、患者さん自身、それらをとりまく社会・文化、そこにある情報、習慣など様々な要因が絡み合って起こります。これらについて考えます。

自分が「ストン」とふにおちる、納得できる治療を選ぶことが重要!!

という前回までのお話でした。



私が上記の様に考える理由は以下の通りです。



・患者さんの持っている腰痛は主観的に意味付けされていてふわふわしているから

(棒の底面がふわふわ)

治療者は患者の腰痛の意味付けの中身を理解できないから。

(治療者は棒の底面がどのようにふわふわなのかを理解していない)



・治療者の治療は、理論自体が厳密ではなく、治療者の個人的な経験が含まれているという理由でふわふわしているから。

(机の天板の上も実はふわふわしている)



・治療者自身が自分の理論と治療が最良のものであると強く信じている。

(机の天板がふわふわしていることに気付いていない)



このような腰痛治療の現状では効果は上がりにくいのです。



効果が上がっているとすれば、それは腰痛治療の理論が上手く働いて効果が上がったというよりも、治療の受け手(患者)が効果的であると感じとったためと考えられるのです。



多くの患者さんの治療効果は治療者の治療のたまものではなく、患者さん自身が創り上げたものと考えることができます。



「患者さん自身が治療効果を創り上げている」



この状況は決して悪いことではありません。



治療においてもっとも重要なことは、患者さん自身が「よくなった」と心底感じることができることなのですから。



この状況が出来上がるためには、もちろん治療者との信頼関係がなくてはいけません。



治療者に対する信頼関係が効果的な治療には必要ということは大前提です。ここを抜きに治療効果は語ることはできません。



その上に患者さんが効果を感じるためには患者さんが治療の理論や実践において「ストン」とふに落ちて納得できることが重要なのです。



逆に治療者が理論にこだわりすぎた場合に治療効果は上がらないことがあります。患者さん側からすると、ふに落ちない治療なので効果が上がりにくいということになるのでしょう。



このブログの正に肝の部分になるのですがここを分かりやすく説明することが非常に難しいですね。書き進めるうちにそのむずかしさに気付かされてしまいます。



なんとか、文章にしてやっつけてやろうと頑張ってきましたがちょっと難しい。



ということで、これらかのブログは「どのような状況の時に治療の効果が現れやすいのか」を文章の中心におき、そのなかで患者さんが効果を感じるためには『治療の理論や実践において「ストン」とふに落ちて納得できることが重要』ということを示していきたいと思います。



次回では、治療をすることなく、患者さんへの説明をするだけで患者さんが満足した例を挙げたいと思います。その中で上記のことを説明したいと思います。




(つづく)


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