一週間の「お麩、いただきました。」(62):        2024年6月30日~7月6日

 

 

20年ぶりに新紙幣が発行されました。福沢さん・樋口さん・野口さん、長い間お疲れ様でした。年齢を考えると、”新人”お三方とのお付き合いはそんなに長くならないかもしれません。(笑)

この一週間(2024年6月30日~7月6日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

 

★3月のお麩旅の際に購入した「花だより」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦粉、小麦蛋白など)を使ってみました。可愛いピンクの花を象った、小ぶりな焼麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回はパスタ(ゆず醤油)のトッピングにしていただきました。水戻ししないでそのまま乗せ、ソースや麺とよく絡めて食べました。やや歯ごたえが残ったものの問題なく噛むことができ、逆に独特の食感が楽しめました。彩り良くタンパク質強化もできました。

 

パスタ+花だより

 

★オンラインショップで購入した麩まんじゅう「たまかざり(れもん餡、うめ餡、まっちゃ餡)」(製造:㈱麩屋万、原材料:小麦グルテン、餅粉、砂糖、レモン餡、梅餡、抹茶餡など)をいただきました。㈱麩屋万さんは1911年創業、愛知県岡崎市のお麩屋さんです。

https://fuyaman.jp/goods/fumanjyu

 

「9色9味をセットにした、見た目にも楽しいカラフルな<麩まんじゅう~たまかざり~>」「お餅のようにモチモチなのに歯切れが良く、カロリー控えめの生麩であんこを包んだお饅頭」「ひとつひとつ手作りにこだわった自慢のふまんじゅう」「つるんとした舌触りとモチモチした食感」とのことです。最後に、れもん餡、うめ餡、まっちゃ餡の3つをいただきました。ツルモチ食感はもちろん同じですが、色も味もちゃんと違っていて楽しくなりました。

 

たまかざり(れもん餡、うめ餡、まっちゃ餡)

 

★6月のお麩旅の際に購入した「ふどーなつ」(製造:㈲文四郎麩、原材料:小麦蛋白、小麦粉、砂糖、シナモン、植物油、スキムミルクなど)をいただきました。「車麩を使い、油で揚げてサクサクした歯触りに仕上げた」「シナモンの香りをお楽しみください」とのこと。㈲文四郎麩さんは、文久年間(1860年~)創業の山形県東根市のお麩屋さんです。

 

一口サイズの車麸に、砂糖・スキムミルクをからめ、シナモン風味のおやつに仕上がっていました。やや堅めの食感・素朴な味付けで、「何個でも食べたくなる」揚げ麩菓子だと思います。

 

ふどーなつ

 

★近所のスーパーで購入した「ふんわり白雪麩」(加工:㈱いとふ、共同開発:㈱ロピア、㈱いとふ、原材料:小麦粉、小麦たんぱくなど)を使ってみました。「安くてたくさん入っておりお得感が満載」「煮物やお吸い物だけでなく、お菓子も作れます」「目印は「武井商店」の文字」とのことで、いろいろ使い勝手がよさそうです。

 

今回は、近所の衣服・生活雑貨・食品販売店のバターチキンカレー(初代:2009年ver.と四代目:2016年ver.)の食べ比べを試みようと思い、カレーライスのトッピングしていただきました。そのまま投入しただけですが、カレーとよく馴染んで柔らかい食感になり、タンパク質強化ができました。食べ比べについては、初代がイメージどおりのバターチキンカレー味、四代目はややトマト味の強さを感じました。

 

バターチキンカレーライス+ふんわり白雪麩

 

「蜂蜜マヨネーズの麩ラスク」も作ってみました。材料は「ふんわり白雪麩」(15g)、蜂蜜(大さじ1)、マヨネーズ(大さじ2)、シナモンパウダー(適量)を用意しました。

ボウルに蜂蜜、マヨネーズ、シナモンパウダーを混ぜて、お麩を加えて全体にからめました。フライパンに入れて、焦げないように動かしながら2分くらい加熱し、火を止めて焼き色を調整しました。

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。もちろん、すぐに完食です。キユーピー とっておきレシピの「サクッとはちみつマヨの麩菓子」を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

 

蜂蜜マヨネーズの麩ラスク

 

★3月のお麩旅の際に購入した「胡麻入り角麩」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦蛋白、小麦粉、胡麻)を使ってみました。黒胡麻入りの角麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回は「オレンジ×レーズンの麩焼き」「白桃・グアバ×レーズンの麩焼き」を作ってみました。材料(1人分)は「胡麻入り角麩」(1枚)、オレンジマーマレード、白桃・グアバジャム、オリーブ油、レーズン、シナモンパウダー(いずれも適量)を用意しました。

角麩を包丁で薄く2枚切りし、カット面を上にしてオリーブ油を振り掛け、ジャムを塗り、レーズンをトッピングに乗せました。オーブントースターで2分くらい加熱し、最後にシナモンパウダーを振り掛けました。

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。もちろん、すぐに完食です。レシピは、クックパッドの「南国風❀レモン紅茶×DRY果物の麩焼き」(by ミッキーアンさん)を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

オレンジ×レーズンの麩焼き、白桃・グアバ×レーズンの麩焼き

 

★近所のスーパーで購入した「治部煮」(販売:イオン㈱、製造:ブンセン㈱、原材料:すだれ麩など)をいただきました。「日本各地のおいしいものをご提案する商品シリーズ」「にっぽんご当地めぐり」の一品で、日本料理・橋本幹造さんの監修だそうです。

 

「金沢の郷土料理」であり、「とろみをつけた煮汁で仕上げました」とのことで、かなり本格的な治部煮が電子レンジ加熱だけで食べられるのはありがたいです。すだれ麩もちゃんと美味しかったです。

 

治部煮

 

★「おだしうどん かかや ペリエ千葉店」(千葉県千葉市中央区新千葉)は、千葉駅の駅ビル商業施設内にあるうどん・天丼などの専門店。原料穀物や出汁(昆布、いりこ、鰹・宗田・鯖節、鶏)に、こだわりがあるようです。


今回は「生麩のみぞれうどん」をいただきました。透明・薄味の美味しい出汁にコシのあるうどん。3種(粟、蓬、花)の生麩、素揚げ茄子、大根おろし、ミツバなどが乗っていて、さらに粉鰹節を振りかけて食べました。全体的に優しい味で良かったです。

 

生麩のみぞれうどん

 

★「梅むら」(千葉県習志野市津田沼)は、京成津田沼駅近くの和菓子屋さん。創業50年以上、地元に愛されているとのこと。交通量が多めの道路に面した、こじんまりとしたお店です。


今回は「麩まんじゅう」を購入して、近所の公園でいただきました。冷凍品だったのですが、20分くらい歩いているうちに暑さで自然解凍されてほぼ食べごろに。青海苔入りの生麩に包まれた甘いこし餡、口の中がひんやり冷たくなりました。

 

麩まんじゅう

 

★「天丼てんや 新津田沼店」(千葉県習志野市津田沼)は、ロイヤルホスト系列の天丼専門店。津田沼駅近くのお店を訪問しました。


今回は「たれづけ大江戸天丼 小そばサービスセット」に生ビール・中を付けていただきました。穴子、イカ、海老、インゲン、広島菜の天ぷらが乗った、夏限定の丼。タレがしっかり染み込んだ衣で、ボリュームも十分。暑い日のビールにもよく合います。セットには温かい蕎麦を選択しました。小ぶりな観世麩、柚子、葱が付いてきて、トッピングして食べました。汁を吸い込んだお麩、いいですね。

 

たれづけ大江戸天丼 小そばサービスセット

 

★3月のお麩旅の際に購入した「白えびおつゆ麩」(製造:㈲高瀬製麩所、原材料:小麦粉、小麦たんぱく、白えびパウダーなど)を使ってみました。「富山湾でとれた「白えび」をおつゆ麩に練りこみ焼き上げました」「富山湾海洋深層水仕込み」とのことです。㈲高瀬製麩所さんは、富山県魚津市のお麩屋さんです。

 

今回はカップ麺(仙台辛味噌ラーメン)のトッピングにしていただきました。水戻ししないでそのまま乗せたら、汁を吸って柔らかくなりました。白えびの香りが辛味噌の強さに負けてしまいましたが、賑やかさが加わってタンパク質強化もできました。

 

カップ麺+白えびおつゆ麩

 

スープ(ベーコンポテトポタージュ)のトッピングにして、近所のパン屋さんの惣菜パンや菓子パンと一緒にいただきました。そのまま乗せてみましたが、すぐにスープを吸って柔らかくなりました。賑やかさとタンパク質の強化になりました。

 

スープ+白えびおつゆ麩

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「車麩 みに」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテン)を使ってみました。三回巻車麸だそうで、「四回巻車麸に比べ、水戻り、火の通りが早く食感が柔らかめ」「手軽にお使いいただけます」「切らずに輪のまま使える小型車麸」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

http://kurumafu.com/product

 

今回は味噌汁(減塩・しゃきっと野菜)の具材に加えて、近所のスーパーのうどん・天丼セットと一緒にいただきました。20分くらい水戻しして乗せたら柔らかくなり、存在感たっぷりにタンパク質強化ができました。

 

味噌汁+車麩 みに

 

★オンラインショップで購入した「MAM SWEET FU-RAMUNE」(販売:㈱グローバルフォルムコンクリート、製造:㈱松尾、原材料:砂糖、小麦粉、小麦たんぱくなど)をいただきました。「MAM SWEET FU 麩菓子」シリーズは7種類のラインナップで、「果実・果汁入り麩菓子を作る技術は、地元農園やコーディネーターとお麩屋が協力して開発」「地域連携の開発で得た技術があるからこそ、色々な果実・果汁入りのフルーツ麩菓子をお届けすることができる」とのことです。㈱松尾さんは1882年創業、青森県弘前市のお麩屋さんです。

https://mamcafe.jp/products/gfc-mc-sweet-fu

 

「青色に焼きあげた麩に、サイダーフレーバーで香りを付けた糖蜜をかけました」「見た目さわやかなブルーに懐かしいラムネ味」だそうで、確かに子供時代を想い出す麩菓子でした。特に、夏にはぴったりですね。

 

MAM SWEET FU-RAMUNE

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。