一週間の「お麩、いただきました。」(58):        2024年6月2日~6月8日

 

 

この一週間(2024年6月2日~6月8日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

紫陽花は奇麗に咲いていますが、梅雨入りはまだ先のようです。

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「車麩 みに」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテン)を使ってみました。三回巻車麸だそうで、「四回巻車麸に比べ、水戻り、火の通りが早く食感が柔らかめ」「手軽にお使いいただけます」「切らずに輪のまま使える小型車麸」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

http://kurumafu.com/product

 

今回は味噌汁(減塩・なめらか豆腐)の具材に加えて、近所のコンビニの助六寿司と一緒にいただきました。10分くらい水戻しして乗せましたが、存在感たっぷりにタンパク質強化ができました。

 

味噌汁+車麩 みに

 

★3月のお麩旅の際に購入した「しんきろう麩」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦粉、小麦蛋白、米粉など)を使ってみました。4色の小さな玉のような焼麩で、富山湾で時々見られる蜃気楼(しんきろう):大気中で光が屈折し虚像が見える自然現象からの命名だと思います。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回は、近所のコンビニのソフトクリーム(イチゴミックス)の飾りにしていただきました。そのまま乗せたらとても可愛くなり、クリームと一緒に口に入れたら、冷たい二つの食感の違いが楽しめました。

 

ソフトクリーム+しんきろう麩

 

★オンラインショップで購入した「チョコ麩」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉など)をいただきました。麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

見た目は黒糖麩菓子と同じようですが、「子供に人気のチョコ麩菓子」「バレンタインにも!」とのことで、香料や着色料でチョコレートの味を上手く表現しています。麩菓子としてのきめの細かさが際立っていて、丁寧な仕事ぶりが感じられます。

 

チョコ麩

 

★「長寿庵」(千葉県市川市塩焼)は、地下鉄・妙典駅から徒歩10分くらいのお蕎麦屋さん。昔ながらの雰囲気で、ご高齢のご主人・女将さんの二人で切り盛りしているお店です。

今回は「おかめそば」をいただきました。お蕎麦も汁も流石に長寿庵。蒲鉾、鳴門巻、伊達巻、筍、椎茸、インゲン、ミツバに、観世麩を並べてトッピングして、”おかめ顔”を上手く表現していました。汁を吸い込んだ観世麩を最後まで残しておいて、口に含むとジュワッ…。いいものです。

https://tabelog.com/chiba/A1202/A120202/12010714/

 

おかめそば

 

★「神楽坂 茶寮 本店」(東京都新宿区神楽坂)は、飯田橋駅から徒歩5分くらいのところにある和風カフェ。お茶にこだわったスイーツのメニューも売りになっています。平日午後でもかなりの混み具合、女性比率が高めです。


今回は「saryo パフェ」をいただきました。主役に抹茶のアイス、ゼリー、プリンを揃え、玄米のアイスやパフ、甘納豆、白玉などをバイプレーヤーに配置した、ここにしかないパフェ。トッピングの蓬麩も色合いが抹茶に似ていて、フィット感がありました。

 

saryo パフェ

 

★京都七名水の一つ・菊水の井を、代々守ってきた京料理の料亭「菊乃井」がお弁当も手掛けていて、地下鉄・日本橋駅近くのデパ地下にも、「菊乃井 日本橋高島屋店」(東京都中央区日本橋)があります。


今回は、お弁当「高台寺」(製造:㈱高島屋日本橋店 菊乃井日本橋高島屋店、原材料:煮物(青紅葉麩)ほか)を購入して、自宅でいただきました。菊乃井の味を気軽に楽しめるお弁当ですが、あの方に”高級おばんざいの宝石箱”とでも言われそうで、見た目も味も素晴らしいですね。季節感ある青もみじ麩の煮物が、それほど目立たないくらいのラインナップでした。

 

高台寺

 

★「HANS」(千葉県船橋市宮本)は、京成線・船橋競馬場駅近くのおにぎり専門店。新しそうなお店で、まるでカフェのようです。テイクアウトとイートインの両方に対応しています。


今回は「HANS セット」をいただきました。おにぎり2個(高菜とオクラツナを選択)に、豆皿3個(ピーマン+ツナ、高野豆腐、漬物)と味噌汁が付いてきました。おにぎりは具材を挟むタイプで、年寄にも食べやすかったです(笑)。惣菜や漬物は、何気ないようでちゃんと気を遣っている印象でした。お味噌汁には、しっかり歯ごたえが残ったワカメとたくさんの小町麩が入っていて嬉しかったです。

 

HANS セット

 

★3月のお麩旅の際に購入した「花だより」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦粉、小麦蛋白など)を使ってみました。可愛いピンクの花を象った、小ぶりな焼麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

スープ(ベーコンポテトポタージュ)のトッピングにして、近所のドラッグストアのサンドイッチと一緒にいただきました。10分くらい水戻しして乗せましたが、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

スープ+花だより

 

★近所のスーパーで購入した「ふんわり白雪麩」(加工:㈱いとふ、共同開発:㈱ロピア、㈱いとふ、原材料:小麦粉、小麦たんぱくなど)を使ってみました。「安くてたくさん入っておりお得感が満載」「煮物やお吸い物だけでなく、お菓子も作れます」「目印は「武井商店」の文字」とのことで、いろいろ使い勝手がよさそうです。

 

今回は「はちみつマヨの麩ラスク」を作ってみました。材料は「ふんわり白雪麩」(5g)、蜂蜜(小さじ2)、マヨネーズ(大さじ1)、シナモンパウダー(適量)を用意しました。

ボウルに蜂蜜、マヨネーズ、シナモンパウダーを入れて混ぜ、お麩を加えて全体にからめました。オーブントースターにアルミホイルを敷いてお麩を並べ、約4分焼いて完成です。

 

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。ラスクにマヨネーズ感はありません。レシピは、㈱キユーピーさんのHPにあった「サクッとはちみつマヨの麩菓子」を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

はちみつマヨの麩ラスク

 

スープ(ブロッコリーチーズポタージュ)のトッピングにもして、船橋駅近くのパン屋さんの総菜パンや菓子パンと一緒にいただきました。そのまま加えてもすぐに柔らかくなり、スープによく馴染んでくれました。見た目の賑やかさとタンパク質の強化になりました。

 

スープ+ふんわり白雪麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。