一週間の「お麩、いただきました。」(55):        2024年5月12日~5月18日

 

 

両国国技館で大相撲観戦の機会があったこの一週間(2024年5月12日~5月18日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

 

★「ライフデリ 船橋店」(千葉県船橋市高根)は、全国展開している「高齢者配食・糖尿腎臓透析ムース食の宅配弁当や介護施設給食」の専門業者さん。最寄りのお店を利用しました。

 

今回は「普通食(山形いも煮 ほか)」を届けていただきました。メインの芋煮に加えて、ワカメの酢味噌和え、枝豆のペペロンチーノ風、人参とコーンのツナマヨ和えが盛り付けられたお弁当で、麩の野菜あんかけも入っていて嬉しかったです。ご飯も一緒にお願いしましたが、それでも600円弱ですからコスパはとてもいいです。単発ではなく定期的な利用(少なくとも、毎週の決まった曜日とか・・・)が前提になっているそうで、カロリー調整食、透析食、 腎臓食、 やわらか食、ムース食などの対応もしていただけるようなので、(それほど遠くなく)いずれお世話になる日も来るかもしれません。

 

普通食(山形いも煮 ほか)

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「ふまんじゅう(よもぎ)」(製造:㈲宮村製麩所、原材料:小麦グルテン、つぶねりあん、もち粉、粉末よもぎ)をいただきました。2019年4月、2024年1月に続いてのリピートです。㈲宮村製麩所さんは1902年創業、新潟県新発田市のお麩屋さんです。

 

「国産よもぎを練りこんだ風味豊かな生麩に、甘さ控えめの粒あんを包み込んだ」「もち粉・よもぎは国産、笹は新潟の自然豊かな村、朝日村の笹を使用しているこだわり抜いた一品」「笹の香りと生麩独特なもちもちとした食感、上品な甘さの餡が絶妙にマッチした大人のための洗練された麩まんじゅう」とのこと。何度でも食べたくなります。

 

ふまんじゅう(よもぎ)

 

★「博多もつ鍋やまや 丸の内店」(東京都千代田区丸の内)は全国展開している、博多もつ鍋や九州地方の料理が楽しめる和食店料理店。東京駅近くのオフィスビル地下にあるお店を訪問しました。平日の午後1時半でもけっこう混み合っていて、お客さんがどんどん入ってくる・・・ちょっと驚きでしたが、立地条件が良いのですね。


今回は「鶏の唐揚げめんたい風味定食」をいただきました。大ぶりな唐揚げが3つ、明太子の味が滲み込んでいて、ピリ辛のなかなか良い組み合わせだと思いました。小鉢と味噌汁が付いていて、「明太子・高菜・ご飯がお好きなだけ」食べられるのも魅力です。味噌汁には海苔と巻き麩がたくさん入っていて嬉しかったです。

 

鶏の唐揚げめんたい風味定食

 

★「ゑびすDaikoku ecute品川店」(東京都港区高輪)は品川駅の駅ナカ商業施設にある和食の総菜・弁当のお店。テレビの情報番組で紹介されたのを見て訪問しました。利便性の高いお店だと思います。


今回は晩酌の肴用に「揚げ麩とナスの炊き合せ」を購入して、自宅で泡盛(久米仙)の水割りと合わせていただきました。シンプルに揚げ麩、茄子、インゲンの三種の食材を炊き合わせているだけなのですが、柔らかさと甘辛い味付けが絶妙でどんどん食べ進みました。

 

揚げ麩とナスの炊き合せ

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「あられふ」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテンなど)を使ってみました。「丸い小粒のおつゆ麸」「お味噌汁やお吸い物などに」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。


今回はスープ(ユッケジャン)のトッピングにして、東京都内の専門店で購入したキンパと一緒にいただきました。水戻しなしでそのまま乗せてましたが、スープによく馴染んでくれました。味を邪魔することなく、タンパク質強化もできました。

 

スープ+あられふ

 

スープ(かぼちゃのポタージュ)のトッピングにもして、近所のドラッグストアのサンドイッチと一緒にいただきました。水戻しなしでそのまま乗せてましたが、スープによく馴染んでくれました。こちらも味を邪魔することなく、タンパク質強化できました。

 

スープ+あられふ

 

★近所のコンビニで購入した「焼ふぐだしの淡麗塩そば」(製造:エースコック㈱、原材料:かやく(麩)など)をいただきました。「こだわる大人のスープ」だそうで、スープにふぐパウダーも使用されています。

 

「ちょっとした贅沢が味わえる、こだわる大人に向けたカップめん」「焼ふぐの旨み引き立つ深みのあるおいしさが詰め込まれた一杯」「滑らかさと歯切れの良さが特長の丸刃のめん」とのことで、カップ麺の進化を感じました。具材には味付け鶏だんご、葱、卵とともに、「ふんわりと食感の良い麸」がたくさん入っていて嬉しかったです。

 

焼ふぐだしの淡麗塩そば

 

★オンラインショップで購入した「はちみつ麩」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉、水飴、蜂蜜など)をいただきました。麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

今回はヨーグルトやグラノーラ、蜂蜜と一緒に食べました。いっぱしのスイーツみたいに見えますが、なかなか美味しかったです。

 

はちみつ麩+ヨーグルトなど

 

★3月のお麩旅の際に購入した「胡麻入り角麩」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦蛋白、小麦粉、胡麻)を使ってみました。黒胡麻入りの角麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回は「羊羹×角麩で レーズン最中風」を作ってみました。材料(1個分)は「胡麻入り角麩」(1枚)、本煉ミニ羊羹(1個・60g)、お湯(15cc)、塩(少々)を用意しました。

角麩を半分の厚みにスライスして、内側を上にしてアルミ箔の上に並べ、軽く加熱しました。一旦取り出して、内側になる方に塩水さっとうすくぬり、その面を上にして焦げないようにオーブントースターで加熱しました。取り出して荒熱を取り、カットした羊羹を角麩に乗せ、隙間にレーズンを並べました。もう一方の角麩を乗せて完成です。

 

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。最中っぽくていいですね。レシピは、クックパッドの「水ようかん×角麩で くるみ最中風。」(by ミッキーアンさん)を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

 

羊羹×角麩で レーズン最中風

 

★「蕎麦処 丸花」(東京都墨田区江東橋)は、錦糸町駅近くのお蕎麦屋さん。テーブル席を気さくな女将さんが切り盛りしている、昔ながらの雰囲気のお店です。


今回は「おかめそば」をいただきました。お蕎麦も汁も期待どおり。トッピングには茹で卵、紅白の蒲鉾、伊達巻、筍、椎茸、ワカメ、それに小ぶりな観世麩2つが所狭しと乗っていて、"おかめ顔"を再現? 白味噌仕立ての具だくさん味噌汁まで付いていて、なかなかのボリュームでした。汁を吸い込んだお麩を最後に食べる…いいものです。

 

おかめそば

 

★船橋駅の駅ビル内デパ地下にある惣菜・弁当のお店「梅の花 船橋東武店」(千葉県船橋市本町)を10ヶ月ぶりの利用です。平日午後6時半ごろ訪問しましたが、お弁当が完売していました。


今回は"残り物に福"を期待して「惣菜セット1100(夏)」(製造:㈱古市庵プラス、原材料:生麩田楽など)と「生湯葉と明太子の和風あんかけ丼」を購入して、自宅でいただきました。豆腐ハンバーグ、湯葉入り唐揚げ、豆腐鶏団子豆腐しゅうまいなど、期待どおりの食材に、野菜もいろいろ入った惣菜セット、生麩田楽(粟麩・蓬麩と2種の味噌)も存在感があって良かったです。丼の方は、生湯葉に明太子とミツバでトッピングをしていて、まるで薔薇の花と葉を象ったように見えました。適度な塩味で、けっこうボリュームがあってお腹いっぱいになりました。

https://tabelog.com/chiba/A1202/A120201/12006329/

 

惣菜セット1100(夏) ほか

 

★3月のお麩旅の際に購入した「花だより」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦粉、小麦蛋白など)を使ってみました。可愛いピンクの花を象った、小ぶりな焼麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回はパスタ(レモンクリーム)のトッピングにしていただきました。時間がなくてそのまま加えました。やや堅さが残りましたが、クルトン代わりで彩り良くタンパク質強化ができました。

 

パスタ+花だより

 

また、スープ(ブロッコリーチーズのポタージュ)のトッピングにして、近所のデパ地下の総菜パンや菓子パンと一緒にいただきました。10分くらい水戻しして乗せましたが、華やかにタンパク質強化ができました。

 

スープ+花だより

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「さくら麩」(製造:㈱鈴木製麩所、原材料:小麦たんぱく、もち米粉など)を使ってみました。

㈱鈴木製麩所さんは1911年創業、山形県山形市のお麩屋さんです。

 

「長年の経験と職人の確かな技によって生み出される生麩」「桜の花を繊細に表現した生麩のスライス」「目で楽しむのはもちろん、独特のモチモチとした食感をお楽しみください」「お吸い物や煮物、スイーツに添えても春の彩がお楽しみいただけます」とのことです。フルーツポンチゼリー(チェリー、ぶどう)のトッピングにしていただきました。水に浸けて40秒くらい電子レンジ加熱したら、モチモチ食感になりました。華やかですね。

 

フルーツポンチゼリー+さくら麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。