一週間の「お麩、いただきました。」(54):        2024年5月5日~5月11日

 

 

この一週間(2024年5月5日~5月11日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。”毎日が日曜日”の立場上、大型連休中はできるだけ大人しくしていましたが、そろりと活動を再開しました。(笑)

 

★「ほっともっと 船橋北口店」(千葉県船橋市本町)はあちこちでよく見かける持ち帰り弁当のチェーン店。事前に電話注文して、船橋駅近くのお店を訪問しました。


今回は「BIGのり弁当(ナポリタン)」に「海苔とあおさのみそ汁」(販売:㈱プレナス、原材料:具(ふ)など)を付けていただきました。「のり弁当と一緒に、ナポリタンもお楽しみいただけます」というガッツリ系のお弁当で、ウィンナーと目玉焼きも乗っていてお腹いっぱいになりました。みそ汁には海苔、あおさに加えて小さな車麩も入っていて嬉しかったです。

 

BIGのり弁当(ナポリタン)、海苔とあおさのみそ汁

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「生麩まんじゅう」(製造:㈱五建外良屋、原材料:砂糖、小豆、小麦蛋白、餅粉、水飴など)をいただきました。

http://www.gokenuiro.jp/popular/

 

プレーンの白い生麩で上品な甘さのこし餡を包んでいました。特徴ある、とろけるような生麩の食感がいいですね。

 

生麩まんじゅう(白)

 

★東京都内の販売店で購入した「海乃七草味噌汁」(販売:㈱久原商店、原材料:焼きふなど)を、近所のドラッグストアのにぎり助六セットと一緒にいただきました。


焼きあごなどの素材にこだわった調味料や食品を作り続けている老舗が「茅乃舎」ブランドで販売しています。「とろろ昆布など7種の海草を使い、磯の風味豊かに仕上げたフリーズドライの味噌汁」だそうで、出汁の効いた米味噌の味噌汁に小さな車麩はなかなかの存在感です。
 

海乃七草味噌汁

 

★3月のお麩旅の際に購入した「花だより」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦粉、小麦蛋白など)を使ってみました。可愛いピンクの花を象った、小ぶりな焼麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

先週に引き続いてお吸い物(落とし卵)のトッピングにもしていただきました。時間がなくてそのまま加えましたが、ちゃんと柔らかくなり、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

お吸い物+花だより

 

お蕎麦のトッピングにしてもいただきました。10分くらい水戻しして乗せましたが、華やかにタンパク質強化ができました。

 

蕎麦+花だより

 

★オンラインショップで購入した「抹茶麩」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉、抹茶など)をいただきました。麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

「大人に人気な抹茶味」「実際に抹茶粉を砂糖蜜に混ぜているのでよく見ると表面に抹茶が入っているのがわかります」「抹茶粉だけの風味に」「実はおふやのスタッフにも人気の1本」とのことで、他の味に比べてマイルドな大人向けの味付けになっています。麩菓子としてのきめの細かさが際立っていて、丁寧な仕事ぶりが感じられます。

抹茶麩

 

★近所のスーパーで購入した「ふんわり白雪麩」(加工:㈱いとふ、共同開発:㈱ロピア、㈱いとふ、原材料:小麦粉、小麦たんぱくなど)を使ってみました。「安くてたくさん入っておりお得感が満載」「煮物やお吸い物だけでなく、お菓子も作れます」「目印は「武井商店」の文字」とのことで、いろいろ使い勝手がよさそうです。

 

今回はもつ煮のトッピングにしていただきました。そのまま投入しただけですが、もつ煮汁をよく吸って柔らかい食感になり、タンパク質強化ができました。

 

もつ煮+ふんわり白雪麩

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「さくら麩」(製造:㈱鈴木製麩所、原材料:小麦たんぱく、もち米粉など)を使ってみました。

㈱鈴木製麩所さんは1911年創業、山形県山形市のお麩屋さんです。

 

「長年の経験と職人の確かな技によって生み出される生麩」「桜の花を繊細に表現した生麩のスライス」「目で楽しむのはもちろん、独特のモチモチとした食感をお楽しみください」「お吸い物や煮物、スイーツに添えても春の彩がお楽しみいただけます」とのことです。あんみつのトッピングにしていただきました。水に浸けて40秒くらい電子レンジ加熱したら、モチモチ食感になりました。華やかですね。

 

あんみつ+さくら麩

 

★「米沢牛黄木 東京駅店」(東京都千代田区丸の内)は東京駅の駅ビルレストラン街にある米沢牛専門店。味は大正時代創業の伝統を守っているそうですが、きれいで洗練された感じのお店です。


今回は「米沢牛特上焼肉丼定食」をいただきました。柔らかくて、少し噛みしめるだけで脂がジュワッとでて呑み込める牛肉はさすがですね。タレもいい味でした。小鉢やお新香も優しい味付けで、作りの丁寧さを感じました。みそ汁には豆腐やナメコ、そして巻き麩2つが入っていて嬉しかったです。

 

米沢牛特上焼肉丼定食

 

★サントリー美術館のカフェ「カフェ 加賀麩不室屋(サントリー美術館内)」(東京都港区赤坂)に3ヶ月ぶりの訪問です。展覧会「名品ときたま迷品」の開催中につき、ランチタイムの行列を覚悟していましたが、大型連休直後だったせいか、すぐに入店できました。


今回は展覧会期間限定の「水ゼリー〜加賀棒茶蜜がけ〜」をいただきました。加賀棒茶の蜜に浮かぶ透明なゼリーの上に、しら玉生麸、生花麩、おてまり麩菓子を散りばめていて、展覧会をオマージュしているそうです。セットドリンクとして、加賀棒茶を合わせました。

 

水ゼリー〜加賀棒茶蜜がけ〜

 

★「築地すし 竹若 東武百貨店船橋店」(千葉県船橋市本町)は船橋駅の駅ビルのデパ地下にあるお寿司屋さん。イートインとテイクアウトの二刀流で営業しています。なかなか丁寧な接客です。


今回は期間限定の「母の日 華ちらし」(製造:築地すし 竹若東武船橋店)を購入して、自宅でいただきました。「十種以上のネタで彩りを」がキャッチコピーになっていましたが、特に鮪とネギトロでカーネーションの花を、キュウリの飾り切りで葉を象っていたのはいいですね。取り置きをお願いしたら、わざわざ引取時間に合わせて別に作っておいてくれて感激です。季節に合わせた菖蒲と青もみじの生麩も、しっかり彩りを添えていました。

 

母の日 華ちらし

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「あられふ」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテンなど)を使ってみました。「丸い小粒のおつゆ麸」「お味噌汁やお吸い物などに」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。


今回はパスタ(アラビアータ)のトッピングにしていただきました。水戻しなしでそのまま乗せてソースに絡めました。すっかり馴染んでくれて、味を邪魔することなくタンパク質強化ができました。

 

パスタ+あられふ

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「車麩 みに」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテン)を使ってみました。三回巻車麸だそうで、「四回巻車麸に比べ、水戻り、火の通りが早く食感が柔らかめ」「手軽にお使いいただけます」「切らずに輪のまま使える小型車麸」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

http://kurumafu.com/product

 

今回は味噌汁(たっぷり小松菜)の具材にも加えて、近所のドラッグストアのおにぎりと一緒にいただきました。ぬるま湯で2分くらい”水戻し”して投入しましたが、汁を吸って柔らかくなりました。存在感もあって、タンパク質強化ができました。

 

味噌汁+車麩 みに

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「牛すき麩セット」を使ってみました。㈱鈴木製麩所さんの看板商品「金のから揚げ麩」(製造:㈱鈴木製麩所、原材料:焼麩(小麦たんぱく、小麦粉)、植物油脂、鶏卵など)に「山形牛」と専用の出汁入り醤油「ふのたれ」、そして飾りの「さくら麩」(製造:㈱鈴木製麩所、原材料:小麦たんぱく、もち米粉など)がセットになっています。

㈱鈴木製麩所さんは1911年創業、山形県山形市のお麩屋さんです。

 

玉葱と白滝、砂糖、水を追加して、説明書どおりに8分くらい煮込んでいただきました。「旨みとコクが凝縮された絶品「牛すき麩」」でした。タレが半分残ったので、また楽しめます。

 

牛すき麩セット(金のから揚げ麩、さくら麩など)

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。