一週間の「お麩、いただきました。」(49):        2024年3月31日~4月6日

 

 

ニュースでも、あちこちの桜満開の話題が多かったこの一週間(2024年3月31日~4月6日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

 

★近所のスーパーで購入した「味噌汁の具」(製造:㈱ミナミ食品、原材料:干のり、麩、ゆば)を使ってみました。

https://www.minami-skh.com/store/products/detail.php?product_id=15

 

今回はまさに本来の使い方、味噌汁の具として入れていただきました。そのまま投入しただけですが、良い働きをして味わいと賑やかさを加えてくれました。
 

味噌汁+「味噌汁の具」

 

★オンラインショップで購入した「生麩まんじゅう(ゆず味噌あん)」(製造:㈲麩柳商店、原材料:小麦グルテン、餅米粉、白餡、柚子味噌、柚子皮など)をいただきました。「天然着色料で色付けした生麩の生地」「ゆず皮入のゆず味噌あんを包みました」とのことです。㈲麩柳商店さんは、1877年創業、愛知県名古屋市のお麩屋さんです。

 

ちょっと小ぶりな麩まんじゅう、柚子色の生麩生地と柚子餡の味と香りを楽しみました。

 

生麩まんじゅう(ゆず味噌あん)

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「花麩」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテンなど)を使ってみました。「花型のおつゆ麸」「お味噌汁やお吸い物などの色どりに」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

 

今回はピリ辛のもつ煮込みのトッピングにして、近所のコンビニで購入したおにぎりと一緒にいただきました。10分くらい水戻ししておいて乗せたら、味を邪魔することなく、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

もつ煮込み+花麩

 

袋麵(博多とんこつラーメン)にも入れていただきました。10分くらい水戻ししておいてトッピングに加えたら、こちらも味を邪魔することなく、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

袋麺+花麩

 

★オンラインショップで購入した「ぶどう麩」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉など)をいただきました。麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

「お子様に大人気のぶどう味」だそうで、葡萄果汁は入っていませんが、香料と着色料をうまく使って色と味覚を再現しています。麩菓子としてのきめの細かさが際立っていて、丁寧な仕事ぶりが感じられます。今回はヨーグルトやグラノーラ、蜂蜜と一緒に食べました。いっぱしのスイーツみたいに見えますが、なかなか美味しかったです。

 

ぶどう麩+ヨーグルトなど

 

★1月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「車麩」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテン)を使ってみました。「新潟の煮物には欠かせない具材」「特に四回巻車麸は、長時間煮込んでも煮崩れしにくく、しっかりした食感で食べ応え」があるのだそうです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

 

今回は「フレンチトーストkurumafu」を作ってみました。材料(1人分)は「車麩」(1枚)、卵(1/2個)、牛乳(60cc)、砂糖(10g)、オリーブオイル(適量)、シナモンパウダー(少々)を用意しました。

卵、牛乳、砂糖を混ぜておき、1/4にカットした車麩を漬けて5時間ほど冷蔵庫に入れておきました。フライパンに多めのオリーブオイルを引いて、柔らかくなった車麩を焼きました。片面が焼けたら返して弱火にして蓋をし、薄く焼き色がついたら強火にして焦げ目をつけて完成でした。

 

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。マイルドな味で美味しくいただきました。レシピは、クックパッドの「フレンチkurumafu」(by Natura2022さん)を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

 

フレンチトーストkurumafu

 

★「鮨清」(千葉県船橋市夏見台)は、東武線・塚田駅から徒歩15分くらいのところにある、会席・仕出しのお店。寿司、フグ、鰻などを売りにしています。平日11時過ぎだったので、まだ空いていました。


今回は「ランチ(海鮮丼)」をいただきました。茶碗蒸しとお椀(豆腐、葱、板麩2つが入っています)が付いてくる、平日限定のサービスメニューです。魚介ネタは、ハマチに鮪、鯛、コハダ、穴子、イクラだったと思いますが、海藻や山菜、茸など盛りだくさんの食材が楽しめました。

 

ランチ(海鮮丼)

 

★「中華ソバ 篤々」(千葉県八千代市勝田台)は、京成線・勝田台駅から徒歩5分くらいのところにあるラーメン屋さん。百名店やTRYラーメン大賞の常連のようです。平日11時半過ぎだったのですが、春休みの影響もあったのか、1時間待ちでようやく入店できました。切り盛りしているご夫婦の、気配り120%接客にはとても感心しました。


今回は「特製煮干ソバ」をいただきました。マイルドな煮干し出汁のスープに素晴らしい食感・味の麺。トッピングには叉焼、煮玉子、海苔、畳鰯、葱そして花麩が入っていました。お勧めの山椒、柚子酢で味変したスープを吸い込んだお麩は絶品。ドクターストップに反して、スープを全部飲み干す寸前でした。

 

特製煮干ソバ

 

★「和食処とんでん 勝田台店」(千葉県佐倉市井野)は、北海道発祥の和食レストラン・チェーン。京成線・勝田台駅近くのお店を訪問しました。お客さんの年齢層が高めなので落ち着いて食事が楽しめます。


今回は季節限定の「春爛漫和膳」をいただき、蝦夷蔵梅酒・余市林檎のサワーを合わせました。桜蕎麦(桜花の塩漬を練り込み)、桜海老のかき揚げ丼、桜アイスが付いた桜尽くし。寒鰆、生しらすなども盛りだくさんの御膳でした。味噌汁にはワカメ、葱に巻き麩がたくさん入っていて嬉しかったです。

 

春爛漫和膳

 

★オンラインショップで購入した「キャラメルふがし」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉など)をいただきました。麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

秋冬の限定商品だそうで、「お口いっぱいに広がるキャラメルの甘い香りと、上品な甘さが特徴」「上品な甘さは、どんな方にも喜ばれること間違いなし」「温かいミルクや紅茶とあわせて召し上がると更に美味しく」とのことです。キャラメルは入っていませんが、香料と着色料をうまく使って色と味覚を再現しています。麩菓子として”異次元レベル”の美味しさだと思いました。きめの細かさが際立っていて、丁寧な仕事ぶりが感じられます。

 

キャラメルふがし

 

★近所の百貨店の物産展で購入した「宝の麩 ひとひら」(製造:㈱加賀麩不室屋、原材料:ふ(小麦粉、小麦たん白)など)をいただきました。㈱加賀麩不室屋さん、今さらながらですが、1865年に創業の石川県金沢市のお麩屋さんです。

 

「桜花の香りがふわりと漂う春のおすまし」「お椀に紅白の桜麩と桜の花びらが咲き」「三つ葉や湯葉の食感とともに優しい春の味わい」だそうです。コンビニの助六寿司と一緒に食べましたが、ふやきにお湯を注ぐだけでお吸いものに早変わりして、桜の花麩が器いっぱいにひろがり華やかになりました。昆布だしが香る、あっさりとした味わいでした。

 

宝の麩 ひとひら

 

★先日のお麩旅の際に購入した「胡麻入り角麩」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦蛋白、小麦粉、胡麻)を使ってみました。黒胡麻入りの角麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回はヌルねば生姜スープのトッピングにして、近所で購入した総菜パンや菓子パンと一緒にいただきました。30分くらい水戻しして投入しましたが、中はふんわり、外はやや歯ごたえが少し残りました。味を邪魔することなく、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

スープ+胡麻入り角麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。