一週間の「お麩、いただきました。」(48):        2024年3月24日~3月30日

 

 

開花予想がずいぶん迷走した末、ようやく桜の便りがあちこちから聞かれるようになったこの一週間(2024年3月24日~3月30日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

 

★先日のお麩旅の際に購入した「胡麻入り角麩」(製造:大舘屋 大舘豊晴さん、原材料:小麦蛋白、小麦粉、胡麻)を使ってみました。黒胡麻入りの角麩です。大舘屋さんは1920年創業、富山県氷見市のお麩屋さんです。

 

今回はごま豆乳鍋の具材に加えていただきました。30分くらい水戻しして、半分にカットして投入しましたが、中はふんわり、外はやや歯ごたえが少し残って、鍋汁をよく吸い込んで美味しくなりました。

 

鍋+胡麻入り角麩

 

★先々月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「あられふ」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテンなど)を使ってみました。「丸い小粒のおつゆ麸」「お味噌汁やお吸い物などに」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

 

今回はカップ麺(札幌コク味噌ラーメン)のトッピングにしていただきました。水戻しなしでそのまま投入し、スープや麺とよく絡めて食べました。柔らかい食感になり、味を邪魔することなくタンパク質強化ができました。

 

カップ麺+あられふ

 

★オンラインショップで購入した「メロン麩」(製造:三島食品㈱、原材料:砂糖、小麦たんぱく、小麦粉など)をいただきました。2020年11月に続いてのリピート、麩の菓おふや(三島食品㈱)さんは静岡県三島市のお麩屋さんです。

 

メロン麩

 

★先々月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「車麩」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテン)を使ってみました。「新潟の煮物には欠かせない具材」「特に四回巻車麸は、長時間煮込んでも煮崩れしにくく、しっかりした食感で食べ応え」があるのだそうです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

 

今回は「車麩オニオングラタンスープ」を作ってみました。材料(1人分)は「車麩」(1枚)、玉ねぎ(1/2個)、スライスハム(1枚半)、オリーブオイル(大さじ1)、ベジブロス(1カップ)、コンソメキューブ(1/2個)、塩(少々)、コショウ(少々)、スライスチーズ(1枚)を用意しました。

玉ねぎは薄切り、ハムは細切りにし、フライパンにオリーブオイルを弱めの中火で熱して15分炒めました。玉ねぎが飴色になったら、ベジブロスとコンソメキューブを入れ、煮立たせました。塩、コショウで味を調えたら、車麩を入れてさらに5分煮ました。耐熱容器にスープと車麩をよそって、スライスチーズを乗せて、オーブントースターで5分焼きました。

 

できるだけ簡単にお麩が食べられるレシピをいろいろ探していて、これもいいと思いました。スープの量や加熱(火力・時間)など反省点もありましたが、美味しくいただきました。次はもっと・・・。レシピは、クックパッドの「簡単ヘルシー♡車麩オニオングラタンスープ」(by 15makiartさん)を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

 

車麩オニオングラタンスープ

 

★先々月のお麩旅の際に、燕三条駅の駅ビルにある地元物産展示・販売施設で購入した「花麩」(製造:㈱マルヨネ、原材料:強力小麦粉、小麦グルテンなど)を使ってみました。「花型のおつゆ麸」「お味噌汁やお吸い物などの色どりに」とのことです。㈱マルヨネさんは1874年創業、新潟県三条市のお麩屋さんです。

 

今回はレトルトカレーのトッピングにしていただきました。10分くらい水戻ししておいて乗せたら、味を邪魔することなく、彩り良くタンパク質強化ができました。

 

カレー+花麩

 

★オンラインショップで購入した「道明寺麩」(製造:㈲麩柳商店、原材料:小麦グルテン、餅米粉、道明寺、砂糖など)をいただきました。「もっちりとした生麩の生地に、旬の食材などを混ぜ込み蒸しあげた生麩」「田楽やスイーツの材料としても人気」だそうです。㈲麩柳商店さんは、1877年創業、愛知県名古屋市のお麩屋さんです。

 

今回はあんみつのトッピングにしてみました。解凍後、マーガリンでカリッと焼き目を付けてからトッピングに加えてみました。モチモチ食感で、桜色の嬉しい彩りですね。

 

あんみつ+道明寺麩

 

★地下鉄・茅場町駅近くのお蕎麦屋さん、「茅場町 長寿庵」(東京都中央区日本橋茅場町)に5ヶ月ぶりの訪問です。ビジネス街にありますが、平日1時半ごろでも賑わっていました。


今回は、季節限定の「若竹そば」をいただきました。いつもながら上品で美味しい汁と、歯応えも申し分ない蕎麦。たっぷりのワカメとシャキッとした食感の筍の組合せもいいですね。季節感あふれる木の芽と桜の花麩のトッピングも、味と彩りのアクセントになっていました。

 

若竹そば

 

★「日本ばし大増 日本橋髙島屋店」(東京都中央区日本橋)は、江戸の味の伝統を守ってきた1900年創業の料理店・食料品販売店が、日本橋の百貨店に出しているお弁当のお店。平日2時ごろ訪問したら、商品が残り少なくなっていました。


今回は「花扇」(製造:㈱JR東日本クロスステーション、原材料:生麩煮など)を購入して、自宅でいただきました。とにかく可愛い容器と青もみじの生麩煮に引かれてしまいましたが、筍や蕗といった旬を交えながらもほぼ定番の食材に、奇をてらわない味付けで安心感のあるお弁当でした。

 

花扇

 

★「白えび亭」(富山県富山市明輪町)は、富山名物の白海老を売りにしたお店で、富山駅の駅ビルにあります。先日の富山訪問の際には前を素通りせざるを得なかったのですが、近所の百貨店での物産展に出店してくれました。


今回は「白えび天丼(白えび刺身小皿付き)」をいただきました。甘くてねっとり食感の白えびのお刺身は絶品、サクサクの白えび天ぷらが乗った丼も堪能しました。赤カブやタラの芽の天ぷらも付いていていいですね。漬物に見えたのは、ねばり昆布生姜というらしいですが、刻み昆布を上手く使った、富山らしい食べ物だと思います。白えび出汁のお吸い物には、ワカメと白玉麩2つが入っていて嬉しかったです。

 

白えび天丼(白えび刺身小皿付き)

 

★近所のスーパーで購入した「味噌汁の具」(製造:㈱ミナミ食品、原材料:干のり、麩、ゆば)を使ってみました。

https://www.minami-skh.com/store/products/detail.php?product_id=15

 

今回は袋麵(博多とんこつラーメン)に入れていただきました。そのまま投入しただけですが、やや地味な色合いながら、味わいと賑やかさを加えてくれました。
 

袋麺+「味噌汁の具」

 

★近所のスーパーで購入した「ふんわり白雪麩」(加工:㈱いとふ、共同開発:㈱ロピア、㈱いとふ、原材料:小麦粉、小麦たんぱくなど)を使ってみました。「安くてたくさん入っておりお得感が満載」「煮物やお吸い物だけでなく、お菓子も作れます」「目印は「武井商店」の文字」とのことで、いろいろ使い勝手がよさそうです。

 

今回はスープ(トマトクリームポタージュ)のトッピングにして、近所の百貨店で購入した惣菜パンや菓子パンと一緒にいただきました。そのまま投入しただけですが、スープをよく吸って柔らかい食感になり、タンパク質強化ができました。

 

スープ+ふんわり白雪麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。