一週間の「お麩、いただきました。」(40):        2024年1月28日~2月3日

 

 

暦の上では冬が終わりを告げたこの一週間(2024年1月28日~2月3日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。

 

★近所のスーパーで購入した「仙台麩スライス」(製造:㈱山形屋商店、原材料:小麦粉、グルテン、植物油(大豆油))を使ってみました。「昔ながらの味を守り一つ一つ真心を込めて製造」「厳選した小麦粉とタンパク質(グルテン)を練り合わせ、新鮮な植物油で時間をかけて丁寧に揚げた自慢の味」「独特の食感と風味の良さが特徴で、煮物・汁物・炒め物などの料理に幅広くご利用いただけます」という油麩のスライス品で、これはカット不要なので便利ですね。

㈱山形屋商店さんは1909年創業の宮城県登米市のお麩屋さんで、「仙台麩」を商標登録しています。

 

今回はお鍋(ごま豆乳)の具材に加えてもらいました。そのまま投入しただけですが、適度にふやけながらも皮部分には歯ごたえ食感も残り、汁を吸い込んでいい味になりました。

 

お鍋+仙台麩スライス

 

また、「油麩のひとくちピザ」を作ってみました。材料(1人分)は「仙台麩スライス」(8枚)、トマトピザソース(適量)、ロースハム(1枚)、冷凍コーン(8粒)、レーズン(8粒)、スライスチーズ(1枚)を用意しました。


オーブントースターで約3分焼いたら、美味しくいただくことができました。昨年7月と9月に続いてのリピートですが、今回はレーズンで味変を試みました。レシピは今回も、クックパッドの「油麩のひとくちピザ」(by 宮城県さん)を参考にさせていただきました。どうもありがとうございました。

 

油麩のひとくちピザ

 

★昨年12月のお麩旅の際に、山形駅ビルの商業施設で購入した「やきふまる カレー」(販売:㈱鈴木製麩所、製造:阿蘇食品㈱、原材料:小麦粉、小麦グルテン、植物油、カレー粉、砂糖、香辛料など)を使ってみました。阿蘇食品㈱さんは1959年創業の山形県酒田市のお麩屋さんです。

https://shonaifu.theshop.jp/items/56322847

 

今回はカップ麺(カレーうどん)のトッピングとしていただきました。クルトンのようなパリパリ食感が少しだけ柔らかくなったタイミングで食べましたが、ダブルカレー味でタンパク質強化になりました。

 

 

★オンラインショップで購入した「麩まんじゅう 栗」(製造:㈱麩屋銀、原材料:あん、小麦グルテン、もち粉、栗など)をいただきました。「渋皮つきの栗の甘露煮と栗を練りこんだつぶあんをなま麩で包み込んだ贅沢なおいしさ」「栗好きにはたまらない!限定のお味」とのことです。㈱麩屋銀さんは1907年創業、愛知県高浜市のお麩屋さんです。

 

秋限定の味なのに季節を外してしまいましたが、栗が思いのほかたくさん入っていて、美味しくいただきました。もちろん、皮の生麩のツルモチ食感はさすがです。

 

麩まんじゅう 栗

 

★昨年10月のお麩旅の際に、滋賀県内のスーパーで購入した「小花麩」(製造:澤田製麩所 澤田敏雄さん、原材料:小麦粉、小麦たん白など)を使ってみました。澤田製麩所さんは滋賀県彦根市のお麩屋さんです。

http://www.seifusyo.jp/

 

今回は「ひるげ」(販売:㈱永谷園、原材料:調味みそ、具(わかめ、ふ)など)に入れて、近所のドラッグストアで購入したにぎり助六寿司と一緒にいただきました。5分くらい水戻しして加えましたが、小花麩と「ひるげ」に元々入っていた板麩との嬉しい共演になりました。
 

「ひるげ」+小花麩

 

★先日、両国国技館での大相撲観戦の際に購入した「ちゃんこおでん」(販売:㈱スギヨ、製造:㈱高浜、監修:日本相撲協会、原材料:おでん(車麩)など)をいただきました。

 

美味しい鶏だしに追い出汁まで付いており、味わい深いです。具材はレトルトパックながら、種によって「じっくり煮」と「さっと煮」で2袋に分かれていて丁寧さを感じます(はんぺんは自前で追加しました)。

 

ちゃんこおでん

 

★先日、近所の百貨店の物産展で購入した「茶碗むし」(製造:㈲吉宗)をいただきました。長崎県長崎市内にある「本店で食べる味と変わらない美味しさを追求した冷凍茶碗むし」「ぜひご家庭でお楽しみ」をとのこと。

 

冷凍品なので、自然解凍後に蒸し器でしっかり加熱して食べました。以前、銀座のお店でいただいた茶碗蒸しと遜色ないものが自宅で気軽に食べれれるのは嬉しいです。

 

茶碗むし

 

★東京都内の百貨店で購入した「花点心 白味噌仕立て 壬生菜・ふぐ」(販売:㈱辻が花、原材料:乾燥加工品(米味噌、マフグ、壬生菜、ゆば、昆布エキス、麩など)、最中種(米粉)など)をいただきました。お湯を注ぐだけで、彩り・味・香りがよくて、ちょっとリッチな味噌汁が楽しめまるシリーズの一品。蛤をイメージする形、「伝統的な京野菜である壬生菜と、旨み豊かなふぐを使用」とのこと。

 

今回は、近所のスーパーで購入したのり弁当と一緒に食べましたが、やや居心地が悪かったかもしれません(笑)。お椀に広がる河豚、壬生菜、湯葉、板麩など、なかなか具だくさんな味噌汁でした。

 

花点心 白味噌仕立て 壬生菜・ふぐ

 

★鰹節の老舗「にんべん」が三越前の複合施設に出しているお店、「日本橋だし場 はなれ」(東京都中央区日本橋室町)に6ヶ月ぶりの訪問です。


今回は1月限定の「キムチ鍋御膳」をいただきました。鰹節の旨みとキムチの辛旨がコラボした鍋汁が美味しかったです。豚肉、豆腐、温泉卵、白菜、椎茸、人参、ほうれん草、ニラなどの具材もたっぷりで、けっこう満腹に。デザートのパンナコッタや定番の小鉢三兄弟(きんぴら、ヒジキ、おから)もほっとする味でした。汁物にはミツバと昆布、それに渦巻き麩2つが入っていて嬉しかったです。

 

キムチ鍋御膳

 

★「ぬる燗佐藤 コリドー街」(東京都中央区銀座)は、有楽町駅と新橋駅の中間地点あたりにある居酒屋さん。「日本各地から150種以上取り揃えた日本酒を、本格和食とご一緒に」ということで、温度帯にこだわっていろいろなお酒を提供しています。


今回は「鶏白湯おでん(京あげ生麩、大根、うずら玉子、絹あつあげ、揚げ餅、結び白滝、はも天)」をいただき、ぬる燗の花垣を合わせました。鶏白湯のおでんは初めてでしたが、良い味が出ていてクセになりそうです。揚げ蓬麩のモチモチ食感も素晴らしいですね。

 

鶏白湯おでん(京あげ生麩)

 

★先週のお麩旅の際に、燕三条駅近くの道の駅で購入した「車麩ラスク サぶレ」(製造:㈱さかたや、販売:燕三条地場産業振興センター、原材料:麩(強力小麦粉、小麦グルテン)、マーガリン、小麦粉、砂糖、牛乳、レモン果汁、卵など)をいただきました。

 

カリッと焼かれた車麩ラスクの上にサブレ生地がまるでメロンパンのよう。年寄りにはやや堅めでしたが、丸ごと口に入れて少し柔らかくしてから、美味しく食べました。

 

車麩ラスク サぶレ

 

★オンラインショップで購入した「ふわふわふがし」(製造:㈱麩屋銀、原材料:砂糖、小麦粉、小麦たん白など)を使ってみました。「大きくてふわふわのお麩に口どけの良い黒糖を塗った」「一本一本真心込めて手作り」「黒糖の自然な甘さ」とのことです。㈱麩屋銀さんは1907年創業、愛知県高浜市のお麩屋さんです。

 

今回はカットしてヨーグルトを掛け、グラノーラと蜂蜜でトッピングしてみました。いっぱしのスイーツのようにも見えますが、甘味と酸味が調和してなかなかの味でした。

 

ふわふわふがし+ヨーグルト

 

★近所のスーパーで購入した「まる麩」(製造:㈱常陸屋本舗、共同開発:㈱日本アクセス、味の素㈱、原材料:小麦粉、小麦たんぱく)を使ってみました。「一般的な麩と比べて大きく厚みがあり、味含みが良く食べ応え」があるのだそうです。㈱常陸屋本舗さんは1877年創業、茨城県坂東市に工場を持つお麩屋さんです。

 

今回はスープ(コーンクリーム)に入れて、近所のパン屋さんで購入した惣菜パンなどと一緒にいただきました。そのまま入れただけでしたが、やわらかくなり美味しくタンパク質強化ができました。

 

スープ+まる麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。