一週間の「お麩、いただきました。」(39):        2024年1月21日~1月27日

 

 

この一週間(2024年1月21日~1月27日)も、お麩じぃはいろいろなお麩をいただきました。JR東日本の大人の休日倶楽部パスを利用して、ささやかなお麩旅(新潟など)に出かけたので、普段よりも充実していると思います。

 

★「米蔵 ココロ」(新潟県新発田市大栄町)は、新発田駅から徒歩10分くらいの「清水園」内にあるカフェ、洋風居酒屋さん。100年くらいの歴史がある米蔵を改装したそうで、天井の高さが半端なく、広々とした空間で食事が楽しめます。


今回は「みやむらの麩カツ丼定食」「車麩のフレンチトースト」「押し麩のティラミス」の3点をいただきました。カットした車麩を豚肉で巻いたカツ、車麩まるごとに蜂蜜とシナモンで味付けたフレンチトースト、ふわふわになった押し麩がたっぷり重なったティラミス。けっこう満腹になりましたが、どれも美味しくて至福の時間でした。セット割が充実していて、ランチのコスパはとても高かったです。

 

みやむらの麩カツ丼定食

 

車麩のフレンチトースト / 押し麩のティラミス

 

★「じゅんちゃん 新潟駅前店」(新潟県新潟市中央区弁天)は新潟駅近くの居酒屋さんで、特におでんが売りのお店です。人気店らしく、開店前にも行列ができていました。


今回は「おでん(車ふ、せり、ウインナー、キャベツ巻、カブ)」をいただき、佐渡の地酒:北雪・金星を合わせました。濃い色の割には、やや甘みも感じる出汁がよく染み込んでいました。特にお麩、キャベツ、カブはとろっとろっに煮込まれていて、食感も絶品。なんとも美味しいおでんでした。コスパも高いですね。

 

おでん(車ふ ほか)

 

★新潟駅の駅ビル内コンビニで購入した「新潟コシヒカリ弁当」(新潟三新軒、原材料:車麩など)を、ホテルでいただきました。

 

「新潟県産のおいしいご飯と山海の恵み」がたっぷり詰まった、嬉しいお弁当。照焼き風に甘じょっぱく味付けた車麩の揚げ煮も美味しかったです。

 

新潟コシヒカリ弁当

 

★「DINING EDIT ECHIGO 」(新潟県新潟市中央区弁天)は新潟駅前のホテル2階にあるレストランで、朝食付きの宿泊プランで訪問しました。ステーション・ビューの明るい部屋で食事を楽しめます。


今回は「朝食バイキング」をいただきました。岩船もずく、栃尾揚げ、新潟たれカツ、鮭、ノドグロなどご当地食材も多くて、ついついボリュームたっぷりの和洋折衷になってしまいました。特に車麩おでんは塩麹だしで炊いたとのことで、あっさり味の朝食向けだと思いました。嬉しいですね。

 

朝食バイキング

 

★「天地豊作」(新潟県新潟市中央区花園)は新潟駅の駅ビルに入っていて、新潟の郷土料理がいろいろ食べられるお店です。


今回は「にぎり飯と山のけんちん汁」をいただきました。おにぎりは魚沼コシヒカリを使用しており、具は青唐辛子味噌とふき味噌を選択しました。ふっくら食感も良かったです。けんちん汁には、油揚げ、大根、人参、里芋、いろいろな茸、山菜などが入り、とにかく具だくさん。よく煮込まれた車麩も入っていて、嬉しかったです。

 

にぎり飯と山のけんちん汁

 

★「味覚天国 たまや」(新潟県三条市須頃)は燕三条駅の近くにある和風居酒屋さんで、郷土料理や地酒の品揃えが充実しています。
 

今回は「車麩の玉子とじ」のほか、地魚も入った刺身盛合せ、のっぺ汁、特製ポテサラをいただいて、三条の地酒:五十嵐川・特別純米を合わせました。ミツバが名脇役だった車麩玉子とじ、今度自分でも挑戦してみたいです。お通しのナメコも含めて素晴らしく、新幹線乗車前のいい時間を過ごせました。

https://tabelog.com/niigata/A1501/A150102/15000236/

 

車麩の玉子とじ

 

★「そば処 新海」(東京都武蔵野市吉祥寺北町)は、三鷹駅から徒歩15分くらいのところにあるお蕎麦屋さん。近くに市民会館などがあり、図書館利用の際に訪問しました。街中の、気が張らない雰囲気のお店です。
 

今回は「なべ焼きうどん」をいただきました。具材は比較的シンプルで、海老天、蒲鉾、鳴門巻、ワカメ、葱、珍しいゆで卵、そして彩り良い観世麩でした。最後までとっておいたお麩に、汁がよく染み込んで美味しかったです。

https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13103770/

 

なべ焼きうどん

 

★「HAN COOK」(東京都杉並区阿佐ヶ谷北)は、阿佐ヶ谷駅から徒歩5分くらいの居酒屋さん。韓国料理をベースに和食や各国料理を融合させるというコンセプトだそうで、楽しいメニューがいろいろあります。


今回は「揚げ京生麩」とレンコンチヂミ、茹で岩中豚をいただき、マッコリ3種飲み比べセット、虎マッコリをいただきました。普段はあまりお目にかからない料理やお酒も美味しかったですが、揚げた粟麩を韓国の塩で食べるというのは初めての体験で、今度自分でも試してみたいと思いました。

 

揚げ京生麩

 

★「段葛 こ寿々」(神奈川県鎌倉市小町)は鎌倉駅から徒歩10分くらい、鶴岡八幡宮に向かう大通り添いにあるお店。昭和初期の古民家を活用しており、レトロ感いっぱいの空間の中で手打ち蕎麦とわらび餅が楽しめます。


今回は、冬季限定の「おかめそば」をいただきました。お蕎麦と汁は絶品。トッピングには三角の卵焼き、蒲鉾、筍、湯葉、絹さやなどがユニークな顔つきで並んでいて、柔らかい花麩が彩りを添えてくれていました。

 

おかめそば

 

★「麩帆」(神奈川県鎌倉市長谷)は鎌倉駅から徒歩20分くらい、バス通り添いにある有名な生麩のお店。長谷寺でのプチ法事の際に、8年ぶりで訪問しました。


今回は「ふまんじゅう 笹衣」を購入して、お店の前のベンチでいただきました。2016年2月に続いてのリピートです。「ふんわり やわらか やさしいお味」の麩まんじゅうは、ツルツル・モチモチが最高レベルの生麩に包まれた、ほどよい甘さのこし餡。あっという間に食べ終わってしまい、もう少し味わって食べれば良かったと思うほどでした。

 

ふまんじゅう 笹衣

 

★「鎌倉チャンプル」(神奈川県鎌倉市小町)は鎌倉駅から徒歩5分くらいの、小町通りから一本入ったところにある沖縄料理店。爺さんの私にはややきつめの階段(笑)で2回に上がると、気軽に入れる感じのお店です。


今回は「フーチャンプル」とポーク玉子をいただき、泡盛:残波・白を合わせました。卵液を吸い込んだ大ぶりの沖縄車麩に、キャベツ、モヤシ、ニラだけのシンプルな具材のチャンプルでしたが、けっこう好きな味のタイプでした。見た目のインパクトがすごいポーク玉子とともに美味しい時間、満腹になりました。

 

フーチャンプル

 

★オンラインショップで購入した「ふわふわふがし」(製造:㈱麩屋銀、原材料:砂糖、小麦粉、小麦たん白など)をいただきました。「大きくてふわふわのお麩に口どけの良い黒糖を塗った」「一本一本真心込めて手作り」「黒糖の自然な甘さ」とのことです。㈱麩屋銀さんは1907年創業、愛知県高浜市のお麩屋さんです。

 

軽くてふわふわの食感に、優しくて上品な甘さの黒糖がコーティングされていていて、後を引くような感じです。いろいろアレンジもしてみたくなりました。

 

ふわふわふがし

 

★近所のスーパーで購入した「お水がいらない 鍋焼うどん」(製造:㈱キンレイ、原材料:具(麩)など)をいただきました。だし、麺、具が一つになって冷凍された鍋焼うどんなので、鍋に入れて温めるだけで食べられます。

 

3種の削り節と鶏、昆布、椎茸の旨味が調和した上に、追い鰹で仕上げたというこだわりの黄金だし。9種の具材には、お麩も仲間入りしています。汁を吸い込んで美味しくなりました。

 

お水がいらない 鍋焼うどん

 

★昨年10月のお麩旅の際に、滋賀県内のスーパーで購入した「小花麩」(製造:澤田製麩所 澤田敏雄さん、原材料:小麦粉、小麦たん白など)を使ってみました。澤田製麩所さんは滋賀県彦根市のお麩屋さんです。

http://www.seifusyo.jp/

 

今回はスープ(コーンクリーム)に入れて、近所のパン屋さんのパンと一緒にいただきました。10分くらい水戻しして加えたら、彩りよくタンパク質強化ができました。

 

スープ+小花麩

 

主役にも名脇役にも、お麩ってなかなかやりますね。