こんばんは、さくらです🌸
現在九州に帰省中ですが、本日が最後の夜でした。
母と母の彼氏さんとゆっくり過ごせました
お腹いっぱいなんだけど、マメな母の彼氏さんが次から次に色々出してきてくれるので食べ過ぎてしまい、横になると吐き気がひどいので朝の4時なのに寝れずにいます
後8時間後には関東の自宅へ戻る為、車で出発するので早く吐き気が治まってほしいです
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何度か私のブログに登場している母の事を簡単に説明します。
母はもうすぐ75歳
7年前に2番目の旦那さんが他界して現在は幼なじみの同級生の彼氏と一緒に住んでいて籍はまだ入れていません。
付き合って5年位ですが、その彼氏さんは母と若い時に付き合っていました。
お互いの家の事情で泣く泣く別れる事になりましたが、縁あって現在一緒に居ます。
5年前の付き合い始めの頃、私は反対していました。
すると
『例え子供でも彼との幸せを邪魔されたくない!!』
と言われめちゃくちゃショックでした。
母は、私の母では無く、1人の恋する女性になってしまったんだと思いました。。。
母は昔から自由奔放の人で、とうとうそんな母に嫌気がさし、嫌悪感でいっぱいになりました。。
でも、その後私が癌になり、今回を含めて3度の帰省をしました。
癌になった事で、人を恨んだり悪く思う気持ちを全て無くしたくなりました。
良い人になりたかったんですね。。。
その気持ちのお陰で、最初は母の彼氏さんにも強い嫌悪感がありましたが、会う度にそれは薄れていきました。
そして、母へのわだかまりも、強い嫌悪感も今ではすっかり無くなりました
以前は、母の事は一生許せないと思う時もありました。
私への母の愛情は薄く、寂しい幼少期を過ごし、大人になってからも、自分や彼氏を優先する母に対するわだかまりは消える事は無いと思っていました。
でも、そんな母でも私は大好きだったんです。
わだかまりはあっても大嫌いにはなれませんでした。。。
今回、そのわだかまりが消え去った要因ですが、、、
昔私が好きだった物を沢山食べさせてくれようとするんです
些細な事なんですが、それがアイスのパピコだったり、タケノコの入ったお味噌汁だったり、グリンピースの入った豆ご飯だったり
何十年も前の事だけど、母の記憶の中で私の好きな物をちゃんと覚えていてくれました
そして、縁起でも無いですが
『私が万が一事故や何かで亡くなったら関東でお葬式するんだけど、お母さん来れるかな〜??』
と、冗談交じりに聞いてみました。
すると
『うん、行くよ!』
と言ってくれました
飛行機は嫌いだし、長旅も嫌いな母なので絶対来るはず無いと思っていましたが、最期のお別れには来てくれると聞き、とっても安心しました
その後
『ま、私はお母さんよりも長生きするけどね』
と言っておきました
母の彼氏さんは、
『1番大事なのはお母さんだけど、次に大事なのはさくらちゃんだよ』
って言ってくれます
私の病気の話をすると、彼氏さんが1番涙ぐんで悲しんでくれます。
癌にならなければ、私は歩み寄れなくて避けて生きていたと思います。
その点だけ見れば、病気のお陰かなって思います
今、とても幸せな時間を過ごせているので、自宅に帰るのが名残惜しくなってしまいました
またひとつ失いたくないものが増えてしまったので、やっぱり長生きしなきゃな、、って思います
幸せな気持ちでブログを書いていたら吐き気が治まりました
ちょっと寝れそうです
今回も長々と御付き合い頂き、ありがとうございました