こんにちは、おふねです。

 

今日の短歌のお題は「空気」

 

「空気」ってなんだか枠組みが大きくて悩みました。

どんな歌にしようかな〜。。。

 

 

なかなか思い浮かばないので諦めて買い物に行くと、店を出てすぐのところにある大きな家の塀の上から綺麗な黄色いフサのような花のついている木が目につきました。

あまりに綺麗だったのですぐ下まで行って花を見て、名前を調べてみると『アカシア』でした。『ミモザ』とも言うみたい。

調べてみるとこんな感じ

 

    

アカシアの花

マメ科ネムノキ亜科のギンヨウアカシアやフサアカシアなどの黄色い花。オーストラリア原産。ミモザとも呼ばれ、3月頃に球状の花をつける。比較的温暖な場所で栽培される。

 

ふわふわの黄色い花が枝垂れ桜みたいに覆いかぶさってきてすごく綺麗でした。

月が高くて小さいのが花の向こうに見えて、絵画のよう

 

今日の歌はこれに決まり!

 

決まってしまえばこの景色を目に焼き付けて、あとは言葉を探すだけ

頭の中で絵を転がしながら、白秋の『この道』をつぶやきながら帰りました。

 

お題に合っているかはさておき、できた短歌はこちら

 

 

天上の小さな月を背に受けてミモザが香るように被さる

 

 

 

 

ところで北原白秋の『この道』ご存知ですか?

私この歌好きなんです。

 

歌詞はこんな感じ

 

    

歌詞:北原白秋『この道』

 

この道は いつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる

 

あの丘は いつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ

 

この道は いつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ

 

あの雲も いつか見た雲
ああ そうだよ
山査子(さんざし)の枝も垂れてる

 

歌詞の内容は、正直に言うとピンとこないです。

馬車だったり時計台だったりあまり自分の身近にないものだからでしょうか

 

でも歌っていると、不思議と懐かしくて、少し寂しい

 

 

 

いつかきた道、いつか見た丘、いつか見た雲

 

今日の風景もいつかみた花、いつか見た月って思うのかもしれませんね〜

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。