≪再掲≫
カリタス大船渡ベースは、2025年3月31日を以って、活動を終了致します。これまでのご支援、お祈りを本当にありがとうございました。心からの感謝を申し上げます。
カリタス大船渡ベース『地ノ森いこいの家』
ベース長 菅原圭一
スタッフ一同
月末までまだ日がありますが、最後のご挨拶を申し上げます。
平成以降最大規模となった『令和7年岩手県大船渡市大規模山林火災』。
突然訪れた予想をはるかに超える災害を前に、自分たちの無力さに葛藤する日々でした。それでも、多くの皆様からの力強い祈りの応援をいただき、
「今の自分たちに出来ることを精一杯しなければ。」
そう自らを奮い立たせることが出来ました。今さらながらではありますが、活動終了を目前にした今もなお、この地に想いを馳せ支えようとしてくださる方々がこんなにもいるのだと、改めて感じることが出来ました。本当に、ありがとうございました。
被災地域の再建はこれからです。当たり前の日々を取り戻し、安心して暮らすことが出来るようになるその日まで、悲しみを笑顔の奥に隠しながら困難に耐え続ける方々と、どうぞ共に歩んでいただきますよう、お願い申し上げます。
ベースは閉所となり全ての活動はこれで終了致しますが、これからも、カリタス大船渡ベースと皆様の、被災地と共にあった13年間の旅路の記録を、本ブログ、Facebook、ホームページを通して可能な限り後世に伝え続けていくことを、ご覧くださっている皆様の前でお約束致します。悲しみを悲しみのまま終わらせてはいけない、どんな時もひとりでは無い、諦めずに進んでいけばいつの日か希望の光は差すのだと。
ひとりでも多くの方々へ、この想いが届きますようにと願います。
お知らせとお願い
5月18日 (日) 大船渡ベース閉所『感謝の集い』
開催スケジュール
ミサ 10:00~11:00 カトリック大船渡教会
閉所式 13:00~14:00 旧カリタス大船渡ベース
4月1日以降、カリタス大船渡ベース宛のメール、ホームページからの問い合わせはご利用いただけません。お問い合わせに関しましては、090-5666-1747 (ベース携帯・菅原)までお願い致します。
※上記『感謝の集い』のミサに関してのお問い合わせのみの対応となります。また、対応等のため使用を5月まで継続致しますが、それ以降はご利用いただけませんので、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
※お願い※
教会・小教区等での情報共有のご協力を、誠に勝手ではございますが、併せてよろしくお願い申し上げます。
大船渡市市民活動支援センター様より「大船渡市炊き出し・支援活動マッチングセンター」開設のご連絡を頂きましたので、内容を一部共有させていただきます。
『ニーズ調査の結果から、災害ボランティア活動の件数が多くないことが想定されるため、当面の間は「市内ボランティア」の皆さまのみでの活動を予定しています。今後、大規模な清掃活動等の可能性もあるため、市外・県外からご登録をいただいた皆さまには、別途、そのタイミングでお知らせをいたします。』
大船渡市 炊き出し・支援活動マッチングセンター
https://ofunatocity.jp/takidashi/
大船渡市内での炊き出しの申し込みや、避難所での炊き出し以外の支援活動の申し込み(カフェ、サロン活動、マッサージ、体操、学習支援、レクレーション等)、現在の各避難所の活動状況等ご確認いただけるそうです。(各種申込みはGoogleフォーム、各避難所・地域の炊き出し・各種支援活動スケジュールはGoogleカレンダーを利用。カレンダー内の時間が記載されている部分をクリック・タップすると、その日の詳しい活動内容を確認することが出来ます。)
ありがとう
震災に、あの辛い記憶に、どんな意味があったのか。ベース長は被災地を訪れた方々に、毎回必ず「震災から得た多くの教訓を、命を守ることに使って欲しい」という想いを語ってきました。
今回の大船渡市大規模山林火災では、住民はいち早く避難時の支度を始め、その後の避難指示に従いました。隣接市町では独自に防災拠点を立ち上げ、発災直後から職員の派遣や入居可能な住宅の提供等の被災地域へのサポートを始め、民間企業も今の自分たちに出来ることをと、様々な支援活動を始めました。自衛隊、緊急消防援助隊の方々は各地から続々と集結し、命を、私たちの故郷を守るため懸命に猛火と戦ってくださいました。子供たちは赤い色の車を見つけると頭を下げ、寄せ書きや横断幕を作るなど、自分たちに出来る形で応援と感謝の気持ちを伝えました。
被災地の現状を伝えることしか出来ず無力感に負けそうになった時、多くの皆様からの祈りに支えられ、続けることが出来ました。ベースでの活動がきっかけになったと言って、この春から新たな道を歩んで行こうとしている頼もしい若者達がいます。命と暮らしを守り、未来へと繋いでゆく。震災の、あの耐え難いほどの辛い記憶を、いつの日か意味のあるものとして受け入れることが出来るかもしれない。今、そう思っています。
今回の火災で、おひとりの方の尊い命が奪われたこと、そのご遺族の想い、家屋や大切な想い出の品々をなくしそれでも懸命に立ち上がろうとしている方々のことを忘れず、寄り添い続けてくださる皆様の姿が、はっきりと見えています。本当に、ありがとうございました。
堅苦しい挨拶になってしまって、すみません。
今さらお願いなんて不要かとも思いますが、どうぞこれからも一緒にいてください。遠く離れていても、お互いに想い合う家族として。皆さんが思っているよりもずっと、この地で暮らす私たちにとっての皆さんは、とても懐かしくて、とても大切な人だから。
そして機会があったら、ぜひまた東北へお越しくださいね。大船渡教会は皆さんの教会と同じくらい、温かくて居心地のいい場所です。
「まず寄され〜。お茶っこ飲むべし、ねまらいん
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」
