昔の私について、もうちょっと詳しくお話しします。
もう15年前の話。
一人目がお腹にいるとき、自分がお母さんになるってピンとこなかった。
陣痛がきて、おぎゃーと生まれても、実感がなかった。
ドラマとかでよくある出産シーン、私も感動で泣いたりするのかなとか思っていたけど…全く…
そんな妊婦、出産を経た私ですが、日が経つにつれて、だんだんとこんなに愛おしいものがこの世にあるんだ、って思うようになってった。
小さな手を見て愛おしく、細い髪の毛を見て愛おしく、寝顔を見て愛おしく、我が子の全てが愛おしい。
そんな日々だった。
が、しかし!!
育休明けの1歳で保育園に入れ、周りの子もたくさん目にするようになり、
私の中の何かが変わっていく…
「ちゃんとしなきゃ」
「ちゃんとした子に育てなきゃ」
「自分もちゃんとした親に見られたい」
「他の子よりできる子になってほしい」
立派に育てるのが自分の役目、親の役目だと思ってたし、将来の子どものためだと思って口うるさく言い、やらせてた。
仕事と家事に追われながらの子育ての毎日。頼るところもなく、ファミリーサポートに頼もうと思っても、登録するための面談やら、それを調整する時間がない。
時間的余裕も、気持ちの余裕もなかった。
「ちゃんとしなきゃ」にプラスされた、自分の余裕のなさ、それに「ちゃんとしたお母さんに見られたい」って自分のエゴから、四六時中、口うるさく指示出し、命令をするのがエスカレートしていく。
自分の思い通りに動かす。
でも、子どもは言うことをきくはずがなく…
怒られ慣れて、言われることも右から左。
怒られて、しゅんとするのもその場だけ。
なめられてるな、と思ったこともたくさんあった。
娘が小学2年生のとき。
夫の仕事の都合で海外に住んでいたとき、まだ英語が分からない娘が、宿題ができないと泣いていた。
娘「できない、分からない」
私「やって!!!!」
娘「嫌だ、分からない、もう嫌だ」
私「やれないなりに、やれ!!!!!!!」
大声で泣き叫んで「分からない」と言っている娘に、ひたすら「ちゃんとやって」という自分。
言いすぎている、娘が苦しんでいる、と分かっているのに、言うのを止められなかった。
その時、あ、これは虐待だ、と自分で思った。
子どもをつぶす、と思った。
愛おしくてたまらなかった我が子を、自分の言いなりにさせたくて、苦しんでいるのを分かってるのに。
そしてそんな自分がどんどん嫌いになってった。
今でも思い出すと苦しい気持ちになる。
この経験がきっかけで、ママの学校の言葉がけを学ぶようになる。
これは、私のことだけれど、このような思いをしているお母さん、たくさんいると思います。
一生懸命に頑張っているけれど思い通りにいかない。
子どもに言うのを止めたいけれど、言うのをやめられない。
ママ友にも相談できない。
そして、自分が嫌いになってしまう。
子どものこと、大好きなのに、どうしていいのか分からない。
子どものこと、潰してしまうんじゃないかと不安になる。
苦しいね。
そんなお母さん、私も昔は苦しかったけど、
今、自分のことを好きになれたし、子どものことを信じられるようになりました。
子どもがやることを、口を出さずに見守れるようになりました。
子どもはこの先、何があっても大丈夫!と思えるようになりました。
ママの学校で「言葉がけ」を学んでおかげです。
「言葉がけ」が変えてくれました。