シャン(シャム、タイ)族
民族の話は、今回で最後です。
{多民族国家のミャンマーには、大きく分けて8つの民族が居る
。}←リンク
{各民族はさらに細かく分類され、シャン族(シャム人叉はタイ人)で33。
カヤー族は9、ラカイン族(叉はライカン族)は7、チン族は53、カチン族は12、
カイン族(カレン族)は11、モン族は1、ビルマ族は9。
アンダーラインは紹介済み。
全体で135に及ぶ民族が存在する.}---{ }内の文章は繰り返した。
シャン族とはインドシナ半島に広がっているタイ系諸族の一つである。
中国、ラオス、タイと国境を接するシャン州に住む主要民族でタイ系の民族で、
カレン族に次いで人口が多く400万人ほどと言われている。
ランナー・タイ王国を建設したタイ系民族と同族である。タイとは自由民を意味する。
なおシャンとは、タイ族を呼ぶために外国人が用いていた「シャム」の語が
ビルマ語風になまった用語である。
シャン州のことをムン・タイ(タイ人の国)と呼び、ビルマ人の国はムン・マンと呼ぶ。
ピンダヤ市場では自分達が作った農作物を売り、
女性は赤色のカラフルな服装で肩からシャンバッグを下げている。
クリック 拡大する写真もあります
2.シャン族2
男の姿は奥の方に見え隠れします。
現代の姿にはイケメンも居ますが、民族衣装としては女性には叶わない。
シャン族の娘さん
この辺は美女の内です。観光用モデルかも知れません。
ビルマの少数民族は、民族文化へのプライドが高く、大多数のビルマ族に
混血しないと言う特徴があります。
軍政は潰そうと攻撃する一方では、ヤンゴンに少数民族センターを作り
保護しています。
人間や文化の保護ではなく、観光資源とする意味かと複雑な思いがします。
ビルマの民族衣装に、平和の風が吹き付けています。