ジェフ 1-2 フロンターレ
またホームで負けた。
だが今日の試合内容は、ワールドカップ明けのホームでの試合の中では一番いい内容だったと思う。
かなり早い段階で先取点を奪われたのが、逆に良い流れを生んだのか、
あるいは、フロンターレが受け身に回ってくれたのが、ジェフにとってはやりやすかったのかもしれない。
個人個人が連動した動きを、若干でも見られた気がしていた。
とは言え、それで点が奪えるかどうかは別の話。
いつまでたってもゴールネットは揺らせず、逆に何度か攻め込まれる状況になっていた。
更に今日のゴール裏サポーター席の雰囲気もかなり異常で、応援団が3つに分断したような状況になっており、
端から見ても、まとまりがないのを誰にでも感じとられたと思う。ただし、純粋に一生懸命応援しているという雰囲気は、
ここ数試合で一番強かったように感じたので、なかなか良い傾向だなとは思った。
その後、攻めあぐねている感はあったものの、素早いカウンターから何とかゴールを奪うことに成功。
同点で前半を終えた。
そして後半。
残念ながら選手の動きそのものはフロンターレの方が上だった。
ジェフの攻撃には連動性は感じられず、個人頼みのようなものになってしまい、
攻撃に厚みがなく、なかなか得点することができなかった。
惜しい場面も何度かあり、相手のミスから絶好のチャンスを巻が狙いすぎてポストに当ててしまい、
最大のチャンスを逃してしまったということもあった。
結局、試合終了まであと5分のところで、フロンターレの素早いカウンターから、1点を献上。
そのまま今日もホームで負けてしまう。
今日は本当に悪い内容ではなかった。
だが、ガンバやレッズのような優勝を狙えるチームは、悪いときでも勝てるサッカーをすることが多いので、
ジェフが更に上のステージに上がるためには、こういう試合は確実にものにするようにしなければならない。
それより何より、ゴール裏はもっとまとまって欲しい。
次の試合ではサポーター間の内紛が収まっていることを期待したいのだが…。
試合後、巻が泣いていたのは自分に対しての悔しさだとは思うのだが、次に期待できる涙になって欲しい。