ジェフ 3-4 FC東京


4失点の無様な試合は開幕の大宮戦以来だが、今日は試合に負けた以上に、何か嫌な雰囲気であった。

試合開始前から、ゴール裏サポーターのリーダー達は、口を揃えて

「ホーム3連敗はだけは阻止」

と、まくし立てていた。負けたら彼らはどうなるのだろう、とちょっと不安にもなった。

ところがそんな心配も何処吹く風とばかりに、開始10分もしないうちにジェフが2点を挙げる。

その後もペースはジェフが握っていたと思うのだが、要所を突かれて1点を返される。
ジェフもその後何度か得点機があったものの、タイミングが合わずに無得点。
とは言えリードしたままで前半を終わる。

前半の終わり間際に、勇人が怪我で交代したのは気になったが…。


そして後半。

しばらくは前半の流れから、ジェフのペースで試合が進むも点は入らず。
その後、ジェフの選手のペースが落ちてきたあたりで、同点、さらに気づけば逆転されていた。


ここ何試合かのような状態であれば、選手もそしてサポーターも落胆してしまい、
そのまま負けということになっていたのだが、今日は違った。

選手もホーム3連敗は阻止したかったのだろうか、かなり押し込まれていた状況ではあったが、
カウンターから隙を突き、残り5分ということろで同点に追いついた。


ホームでの試合ということもあり、このまま逆転か!?という雰囲気になったような気がするが、
今日のゲームを見ている限りでは、良くて同点に持ち込むのが精一杯だろうと思っていると、
案の定、ロスタイムに4点目を献上してしまい、そのまま試合終了。


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監督が代わってからホームで勝っていない。
ホームでしか試合を見ない人には、かなり長い間勝っていないような錯覚に陥るところ。
サポーターから見て、一生懸命さに欠けるように感じる楽山へのヤジは相当なものだったようで、
一部のサポーターとにらみ合うような場面もあったが、阿部が楽山を連れ戻しに来て事なきを得た。


確かに良いときのジェフと比較すると、不甲斐ないように感じる人が多いのかもしれないが、
そもそも守備面には不安の多いチーム。今回の試合はそれほど悲観するような内容ではないと思う。

とりあえずファンはもうちょっと落ち着いた方がいいだろう。