本当に久しぶりに、劇場に映画を見に行った。しかも1日で2作品。

1本目は『ラブ☆コン 』。少女漫画が原作のコメディタッチの高校生の恋愛モノ。


原作の漫画のファンであるので、原作と映画のギャップが相当あるだろうと予想していたため、

始まる前までは正直不安しかなかったが、いざ始まってみると、原作のポイントがきっちり押さえてあり、

全体的なテンポも良く、最後まで飽きずに楽しめた。

主役カップルの二人以外のキャストが、見た目も演技も難ありで、最後まで気にはなったが、

致命的なマイナスとも言えないので、その点は黙殺。


と言うことで、原作を全く知らなくても(むしろ原作を知らない方が)楽しめて、

骨太なテーマなどがない軽い内容の映画なので、ちょっとした合間に見るには最適な作品であった。


今回は1回目の上映(9:00)で鑑賞したのだが、座席に着くとすぐに予告編が始まった。

その段階で、200人定員の劇場の半分くらい埋まっていたのだが、ここまで観客が入るとは思ってもいなかった。

しかも上映後にロビーに出ると、次の回を待つ人が大行列を作っており、更に驚かされた。

(しかも全員女の子で、どんなに年齢が行っていても高校生くらいにしか見えなかった)

現在も雑誌で連載中な人気の少女漫画が原作で、主演も人気アイドルということであることを考えれば、

この映画のメインターゲットが女子小中学生ということはアキラかであるが、

ここに至るまで、全くそのようなことに気づきもしなかった。


少なくとも今日の最年長観客は多分我々で間違いないだろう。



もう1本はパイレーツオブカリビアン デッドマンズ・チェスト の先行上映。

編集次第で、あと20~30分は短く出来たような気もしたが、

それでも長すぎるとは感じなかったので、迫力のある面白い内容の映画と言えるだろう。

夏休みの派手な映画のベストワンになりうる作品。