経営者は社員の命を預かっているだけではなく


社員の家族とその想いをも預かっているということを


認識しなければいけないと思っています。


そりゃそうでしょ、一家の大黒柱を預かっているんですからね。


社員が会社に甘えることもいけないですが、


経営者が社員に甘えることも


同じくいけないのです。


公平じゃなければいけないんです。


経営陣が高給取りな理由のひとつに


いざという時に責任を取るという意味もあるからです。


よくリストラをする企業がありますが


これって一番企業にとって大切な


ところをカットしているんですよね。


人が考え・生み出し・販売し・感動を与え


その対価を企業が得る。


これは企業がうまく運営できる仕組みです。


それが出来なくなるんです。


つまり生産能力を自ら捨てるわけですから


状況は今以上に悪化します。


売上がたたなくなるわけですから。


実際に工場閉鎖後に商品の発注が大量に入り


生産が追いつかずに


結局お客さんを逃してしまったケースや、


サービス低下によりお客様を逃すケースが


たくさんあります。


効率を考えることも企業にとっては大切ですが、


バランスがなにより大事です。


売上と借入金。


事業拡大プランと実状。


需要と供給。


クオリティーと価格。


企業と社員。


社員とお客様。


企業と地域。


利益と社会性。


様々な要因がありますが


全てのバランスが大切なんです。


だから経営は本当に大変なんです。


当社も私が入社したての頃、


売上が急激に下がり経費削減に走り


企業の血液である社員が


辛い思いをしたことがあります。


その時、私の同期たちや先輩たちは


会社に愛想をつかしてどんどん辞めていきました。


私はなぜかココで辞めても同じ気がしたのです。


というのは、ココで会社をかえることが出来なければ


どこに行っても同じなんじゃないかと思ったのです。


そして社長に直談判をして


会社再建計画を多くの方の協力を得て


実行してきたのです。


そこではリストラするのではなく


売上を上げることにチカラをそそぎました。


お陰でリストラだけはしないですみました。


今は経営陣という立場になりましたが、


仲間(社員)たちと共にやってきたからこそ


企業にとっていかに社員が大切であるかが


わかるんだと思います。


株主や役員、銀行さんから


いろんな圧力があります。


でも、くじめそうになるといつも


社員の顔が浮かんでくるんです。


彼らが私に活力を与えてくれます。


だから頑張れる!


みんなを笑顔にしたいから!


私はみんなを信じている。


結果を出せるメンバーだと。


だから結果を出すからこっちに任せてくれと


役員たちに言える。


どこの会社も素晴らしい社員さんがいらっしゃると思います。


お互いが分かり合える企業が増えるといいですよね。


私の目標は社員の家族に


「良い会社」と言ってもらえる企業にすること。


社員が頑張れるのは、


その社員の家族の理解があってのこと。


だから社員が働きやすい環境を、


社員の家族が安心して過ごせる環境を


つくれたらいいなあと思います。


ただ、少しわかってくださいね。


経営って本当に大変なんですよ。


でも、経営者のみなさん。


それを選んだのはあなたです!


だから甘えてはいけませんよ!


って自分に言い聞かせていたりして…。