昨日、お世話になった先輩社員が退職されました。
その方はとっくの昔に定年を迎えてまして、
推定年齢70歳!?のおばあちゃん。![]()
人生を仕事にささげた人で、
一年間で休むのは正月のみ!![]()
本当に休まないんですよ!!
休日も出てきてしまうんですよ。
私や会社が「休め」と言っても休まないスーパー婆ちゃん!!![]()
だから今後が心配。![]()
きっと虚無を感じているのではないでしょうか?
抜け殻になってなければいいのですが
普段から休まない人ですから
当然友達付き合いは社内でしかないですし…。![]()
実は役員から彼女の退職を以前から迫られてまして、
私をはじめ社内幹部は、今まで散々尽くしてくれた彼女を
なんとか会社に残れるように色々と手を尽くしたのですが
結果として退職せざるを得なくなってしまったのです。![]()
そして数ヶ月前、彼女を本社に呼び出した日のことです。
最初は雑談。
お婆ちゃんなのでいつも昔話。
しかも、もうすでに聞いた話を何回も何回も。
でも、毎回はじめて聞いたフリをして…。
そんなこんなで雑談。
また雑談。
誰も切り出せない退職の話。
そうこうしていたら婆さまから、口を開いたのです。
本題を切り出せないでいる我々に気づいていたんですね。
もの凄くせつなかったです。![]()
そして、彼女の意向で誰にも言わずに退職するということになり
極秘のうちに昨日を迎えたのです。
私は、昨日は午後から新宿で
学生さんへの講演や交流会が深夜まであり
お会いする事ができなかったので、
おとといのうちに挨拶に行っていたのです。![]()
散々聞かされた昔話に何度も何度も登場した「桜の紅茶」を餞別に。![]()
彼女が昔、頂き物で美味しかったというもの。
それ以来は飲んでいないらしいんですよ。
銀座のデパートを全部まわって、やっと見つけた逸品。![]()
でも、行きにくかったですよ。
私の顔を見た瞬間、彼女はもう何しにきたのか分かっていたようで…。
私は「お力になれずに、申し訳ありませんでした。」
そうとしか言えなかったですよ。
最近では白髪も染めず、ひと回り小さくなった老体。
普段は冗談で「ココに(職場に)お墓作ってあげるよ。
そうしたら死んでも仕事できるでしょ!」とか言っていたんですが…。
そんな事とか色々思い出されてきて。
婆さんが「みんなには本当に何も言わないからね。
送別会とか面倒じゃない!」とか何とか言っちゃって。
そんなの聞いていたら、
言葉なんか出てこなくて
涙が出てきそうに…。![]()
たまらずに、そそくさと帰ってきてしまいました。
なんか悔しいよ。![]()
ここ最近は給与もだいぶカットになり、
経営としてはそんなに負担ではないです。
(負担だけどカバーできます)
70歳の婆ちゃん囲っててもバチは当たらないでしょ!?![]()
なんて事しちゃったんだろう。
役員の言いたい事はわかりますよ。
だったら全社あげて粛清をするべきで、
これじゃあ、ただの弱いものイジメでしかないですよ!
今回、正直ココまでしか出来なかった自分が嫌なので、
これを機に高給取りで、のほほんと過ごしている連中に
気合を入れさせていきたいと思います。![]()