マーニーを観て、思い出のマーニー×種田洋平展でその世界を体感せよ! | ゴモラでございます

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「TOHOシネマズ 錦糸町」で「思い出のマーニー」を観て参りました。

ネタバレになるので、ストーリー等核心に触れる部分は、一切述べません。

映画を観て、早々に目に涙をにじませ(うわぁ…)、錦糸町から総武線で隣の両国へ移動。

会場は、「東京都江戸東京博物館」の特別展会場です。

種田洋平氏は、本作に美術監督として参加されました。

当該展覧を終え、美術的見地より述べてまいりますが、その成果として
「第三者的平面的視覚から、主人公等の立体的造形の視点からの心情等の実地体験を通じて、映画の全般的理解及び鑑賞直後の感動の更なる増幅」
を得ることができました。

平面的視点からの奥行きの深さ等については、アニメ作画等の課題であり、様々な試行錯誤が繰り返されたことであると思います。

本作に於いても湿原の広がり、本作に出てくる例の屋敷の奥行きの深さ等十二分に感じました。

しかし、やはり、所詮は、「絵物語」といった感想が愚生にはありました。

展覧において、映画の実物大のジオラマ、特に、マーニーの部屋等の生活空間をマーニーの視点で部屋全体を俯瞰することにより、映画では語られなかったマーニーの想いが肌で伝わってきました。

愚生がマーニーだったら、こう考えていただろうなぁってね。

美術監督としての渾身のジオラマを通じて、違った角度からの各場面の検証により、映画での理解不足の面を補うことができます。

特に、秀逸なのは、立体で造られた例の窓に映画のシーンを写し、アニメと実物の融合による展示でしょうか。

劇場で観た時のあの場面が、更なる奥行きの深さをもって杏奈の気持ちが甦り、現に今、自ら感じた感情を補正することによって得た感動の広がりを促し、十二分に満足することができました。

まだ、マーニーをご覧になっておられないかたは、是非、映画の鑑賞直後に当該展覧会をご覧になって下さい。

そして、「あなただけのマーニー」を感じて戴きたいと思います。

本投稿については、権利者等からの申し出があれば、速やかに削除いたしますのでご了承願います。

参考URL
本映画予告編
http://m.youtube.com/watch?v=lO79qkKDUNY
思い出のマーニー×種田洋平展
http://www.marnietane

#思い出のマーニー #マーニー×種田洋平展 #ジブリ