仏作って魂入れず | ゴモラでございます

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投稿写真

こんばんは。

先般のAKBの件、お騒がせしました。

一言断っておきますが、手荷物検査そのものを否定しているわけではありません。

あのような事件を二度と起こさないために必要なことであると思います。

ただ、あの様な誤解を招くような「看板を設置」していることに疑問を呈しているのです。

あの看板は、ファンでない一般の方々に「AKBのファンは、アブないのがいるから手荷物検査をしているんだな」って誤解をさせているようにも感じます。

ファンの方々は、あの事件の犯人を憎み、各種SNSで糾弾していますが、ファンでない一般の方々からみれば、あの事件と犯人とファンは「同じ」に捉えられています。

ファンの方々は、そのような目で見られていることに「気づかない」のでしょうか。

運営側は、ファンのことを気遣って手荷物を預かるといった処置は執れなかったのでしょうか。

他のSNSでは、「知りもせずに余計なことを言うな」というご忠告を頂きました。

「知らない」こそ「疑問」が沸き、不可解に思うことがいけないことなのでしょうか。

さて、写真をご覧ください。

菩薩様と思しき仏像にサングラスを掛け、花束を首に掛けておられます。

悪戯ではなく、作った方がそのように飾り付けられています。

悪戯であれば、すぐに取り外すでしょうからね。

ご覧になられた方は、どのようにお感じになったでしょうか。

「仏作って魂入れず」という言葉があります。

いちばん肝心なものが抜け落ちていることのたとえですが、仏像を作っても、作った者が魂を入れなければ、単なる石と同じということです。

魂を入れていないからこそ、このようなふざけた格好をさせるので
はないでしょうか。

一切の衆生済度を願い、出現してくださる菩薩様に対する敬意の気持ちを感じることができません。

お地蔵様に毛糸の帽子を被せるなど微笑ましいお姿とは違い、明らかに作者の「悪意」を感じさせられました。