伝統的キャラクターの再考 | ゴモラでございます

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おはようございます。

岐阜市には、当然というべきスガキヤがあります。

スガキヤとは、東海地方のラーメチェーン店であります。

愛知県をはじめ中部・北陸・近畿の出店エリア近辺の学生さんにとっては身近な存在とも云えます。

薄味の魚介豚骨風ラーメンは、癖が少なくあっさりとした味わいで「万人に好まれる」タイプ。

特筆すべきは値段設定で、ラーメンは1杯290円からという安さが売りであります。

今時、この安さはないですよね!

元々甘味処をルーツとする店舗であるため、麺類以外にもぜんざいやソフトクリームといった甘味も充実しています。

スガキヤのキャラクターは、ご覧のとおり、1958年(昭和33年)の株式会社寿がきや設立と同じ時期に誕生した「スーちゃん」です。

ちなみに、とある有名漫画家デザインのものに変更された時期があるんですが、不評であったようで、一年程で元のデザインに戻されたとのこと。

東海圏の方は、昔ながらの伝統を重んじる傾向にあることを思い知らされる逸話ですね。

伝統を重んじつつも、「やなな」という…なんというか…そう、狂気…いや、独創性に満ちたキャラクターをも産み出しました。

アーケードの街燈をイメージした触覚のついた、段ボール箱の顔を持つんですが…首から下は着ぐるみではないんです!

可愛らしい衣装をお召しになった素敵な女性の方が、幼い女の子が描いた様な顔の絵のついた段ボールをかぶっている…すごく、シュールです…

っていうか、サイコな感じですッ!

発想、企画等愚生的には、大好きなんですが、
「柳ヶ瀬商店街を活性化させる」
という主旨に際して、若者をターゲットにした
「低予算で話題性に重きをおいた」
斬新な試みは、そぐわなかったのかも知れません。

やななちゃんは、残念ながら引退しました。

年輩の方にも愛されるようなキャラクター、柳ヶ瀬と云えば、美川憲一さんの名曲(柳ヶ瀬ブルース)の伝統があります。

美川さんをデフォルメしたキャラなどの企画はなかったのでしょうか。

事務所との著作権等の権利等で多少の出費は掛かりますが、伝統を重んじる柳ヶ瀬の知名度を全国的に発信できたのではと素人ながらに考えています。

やななちゃんの遺志?をを受け継ぎ、新たなキャラが柳ヶ瀬商店街を盛り上げてくれることを願って止みません。