百二十一トンのコイン | ゴモラでございます

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おはようございます。今日は、晴天です。朝から気温も上昇し、駅まで歩くと汗ばむほどになりました。春真っ只中、とでも言っていいでしょうか。

さて、鎌倉青春邂逅編、いかがだったでしょうか。何回も行った場所よりも、まだ、行った事のない所へ行ってみたいという気持ちはありました。しかし、思えばその全部を見れたわけではなく、そのほんの触りの部分(中心となるところ、見所の核心となるもの)をなぞったに過ぎません。

各種旅行ガイドブックに頼り、その推奨する主要箇所(愚生は好きではありません、なぜか、作為的なものを感じます)を見て、その地域の全てを理解したと錯覚する「木を見て森を見ず」(物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと)といったことになっていることを猛省しています。

さて、高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院本尊である「鎌倉大仏」(長谷の大仏)として知られる阿弥陀如来像(国宝)であります。

そのお背中には、なぜか、二つの排気口?らしきものがあります。鋳造は体部が7段、頭部は前面が5段、背面が6段に分けて行われていることが、像の内外に残る痕跡からわかっているそうです。材質は、青銅(銅、錫、鉛等の合金)であるそうです。

平均含有比率は、銅68.7%、鉛19.6%、錫9.3%となっているそうです。
この成分比率から、本像の鋳造に際しては宋から輸入された中国銭が使用されたと推定されているんですが…
本像の重量は、121トンです…
どんだけの数の中国銭を集めたんでしょう!宋では貨幣として使われていなかったのでしょうか?分かりません。

像内は空洞で、人が入ることができ、一般拝観者も大仏内部を見学することができます。(二十円必要、一度に30人以上は入場できない)内部から見ると首のくびれに相当する場所が変色しているのも確認できます。それでは一日、頑張っていきましょう(^_-)-☆