明日をまってる | ゴモラでございます

ゴモラでございます

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ものすごく...恥ずかしいです。
昨日ね、ちょっと嫌なことがあって
「妄想」に手を出してしまったんだ。
情けない男だよね。
みんな、「妄想」なんかしなくても
「強く」毎日を生きているのにね。

「妄想」は、自分の「こうありたい」
っていう願いを自分勝手に生み出した
ものなんだね。

そんなものは、生産性も将来性もない、
ただの「思考の残りかす(残留思念)」
に過ぎない。



the pillows(ザ・ピロウズ)は、1989年に結成された日本のオルタナティヴ・ロックバンド。
いつぐらいかはもう忘れちゃったけど、「FLCL」(フリクリ)という、2000年から2001年にかけて全6巻のOVAとしてリリースされた作品をDVDで観ました。
その「FLCL」の挿入歌としてthe pillowsが使われています。

視聴に至った動機としては、ガイナックス・Production I.Gの
オリジナル作品だったってこと。
また、新世紀エヴァンゲリオンで副監督を務めていた
鶴巻和哉の初監督作品で興味をもったってことかな。

作品の内容全体は、申し訳ないけれど
「他愛も無い少年の成長物語」
といった印象を受けたました。

映像演出が非常に凝っていました。
なんだろう、「実験的試み」とでもいうのかな。
もしかしたら、エヴァなんかでできなかったことを
やってみた感、今後のアニメへの可能性的
「試行錯誤」に取り組んだようにも感じます。
ただ、一部の「コア」な方を「意識」
したような作り(商業性を廃した感を
受けた)が多くのガイナックス
ファンからやや、「敬遠」された向きも
見受けられたのではないかと思います。
しかし、「試行錯誤」からの更なる発展に
よる今の「エヴァブーム」の素地を作った
ともいえる本作品にあらためて触れてみる
ことは、その本質の理解のうえで大きく
役立つものと思っています。

「実験的映像」に上記のthe pillowsのサウンドは
ひじょうにマッチしています。
the pillowsは、もともと、インディーズ出身であり、
結成から音楽の方向性が定まらず、
様々な音楽性の紆余曲折があったそうです。
音楽性の「試行錯誤」と上記作品の「実験的試み」
に何らかの共通性があり、製作者もその思いを
込めての意図があったのかもしれません。

売れる要素を研究して大衆への安易な迎合を試みたのですが、
「商業的戦略」の失敗により、the pillowsは心機一転し、
どんな状況下でも自分たちの信じる音楽を頑なに貫く
という決意を持ち、音楽活動を続けて徐々に「売れ始め」
ていきました。

ジャンルは違っても「信じる道」を貫き、「明日」へと
向かう気持ちが、ご紹介した曲の「昨日まで選ばれなかった
僕らでも 明日を待ってる」という詞に現れていると思います。

「妄想」からは、「明日」は生まれない。

ゴモラもブログのテーマたる「爽やかスピリチュアル」
の原点に立ち返り、その実現という「信じる道」を
貫き通してゴモラにとっての「明日をまっていきたい」と
思います。


$ゴモラでございます