和装研究員 井上緑さんインタビュー | OKINAWA FASHION Lab -沖縄ファッション研究室-

和装研究員 井上緑さんインタビュー

こんにちは。


OKINAWA FASHION Lab.(沖縄ファッションラボ)の市川喜章です。


今回は、


本研究室で、和装研究員を担当して頂いております、美術工芸プロデューサー、


井上緑さん


のインタビューをアップ致します!!



OKINAWA FASHION Lab -沖縄ファッション研究室-


Q1.キモノを着るようになったきっかけは?


 生まれたときから、お婆ちゃんは毎日着物を着ていました。
七五三、夏祭り、お正月、結婚式、祝い事も、哀しいことも、当たり前のように着物。着物意外の選択肢があることを小さい時は知らなかったくらい。
家には呉服屋さんが出入りしていて、やれ、季節が変わった、やれお参りに、と何かにつけて着物の行商にくるわけです。母親の古い写真。デートの服は着物(笑)二十歳のプレゼントは和装喪服一式と決まっている(笑)
子供の頃からそういうもんや~と思っていたので。。
きっかけは特にありません。


Q2.ずばり、キモノの良さは?


「男性も女性も人間本来の美しさ、内面的な美しさを表現できること。」

着物を着たときの所作の美しさは着物特有の着付けからくるものですが、その所作には無駄がなく、強い肉体をつくる。と古武道の先生が言うように、男性の着物も男性本来の精神的な美しさを表現できるものであるのです。また、それでいてデザインや機能は現代向けに日々進化し、
今では流行に関係なく。個性的に自分に合ったものを自由に選べる。
その見た目だけにこだわらないおおらかさが良いところでもあります。


Q3.好きなキモノはどんな感じ?

ただひたすらに
自分と、その場に溶け込むような自然な印象を与える着物です。

見た目の自分を主張しすぎないその姿は、
内面の個性をより引き立てるのだと思います。


Q4.着こなし術について教えてください!

どんな着物でも、どんな組み合わせでもイイのです。
その人に似合っていればいいのです。ただ。。。。

着付がむちゃくちゃで、衿は合わず、背中もおはしょりも皺だらけ、
これではどんなに似合っていても着こなしは良く見えません。
着付けは日々自分を知ること、自分の体型や心を良く知って
「気に入った着物を丁寧にちゃんと着てあげること」
それを基本にすることで
自分らしい着物をより楽しめるようになると思います。


Q5.沖縄でキモノを着るってどう?(苦労や工夫など)


沖縄は暑いので、(いうまでもなく)紐や襦袢を省略したりして着ていますよ。季節感が少しちがうので、(いうまでもなく)
10月でも前半は夏日ってありますよね。暑ければ暦は秋でも
夏の着物を着たりします。そのために、色柄で季節を楽しめる物の他に、幾何学的な模様で中間の季節にも合うような着物も揃えておいたりします。その土地に合わせた物を工夫するのは楽しいものです。

苦労というのはありません、
洗って干せば一日で乾くし、コンクリートの建物が多いせいかな?
意外と着物につく虫もいない。昔からのたとう紙でちゃんと包み、
木や和紙箱のように呼吸できる入れ物で保管すればカビも付きませんよ。


Q6.キモノ会について教えてください。



キモノ会は着物を着て気軽にお出かけする機会を作っています。
着物を着る事が少なくなった現代日本でその楽しみ、その良さを忘れてしまわないようにと、願って始めました。
毎月1回、第3火曜にランチ会と夜会を交互に開催しています。
毎月参加の義務はなく、参加できるときだけ参加できます。
着物を着てもイイし、洋服でも参加できる気軽なコミュニティです。


Q7.これからキモノに挑戦したいと思っている方へアドバイスを!



色や柄、素材が自分に合ってるか?季節に合ってるか?場所にあってるか?などにまずは目が行きがちですが、
真冬にTシャツでいる大人もいるように、気軽な場所では何を着ていても自由です。
それよりはまず、
自分の身体に合った着付けのコツを自分なりに知ることをお勧めします
どういう着付けが美しい着付けなのかを知っていれば
何を着ていたって美しくみえるのですから。

女子には朗報「ダイエットに効果があり」ます!
アクセサリーを身につけないので、金属アレルギーのある人は
ジュエリーでドレスアップする洋装より和装がおすすめです。




OKINAWA FASHION Lab -沖縄ファッション研究室-
井上緑さんと私。