UTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)のボランティアに参加してきました。
富士急行の富士山駅から富士山が見えます。
デカイ!
こんなデカイ山を一周するのか!
そして、こんな絶景の富士山を眺めながら走るのか!
そんなことを考えなら河口湖駅に到着。
本栖湖青少年スポーツセンターにボランティアスタッフ本部があります。
河口湖から本栖湖へ向かう途中、鳴沢氷穴を過ぎた舗装路を走る横山峰弘選手、奥宮俊祐選手を見ました。
本栖湖に着いて、ボランティア事務局でシフトを確認します。
シフトは深夜0時からです・・・
とりあえず荷物を置いて寝床を確保。
エイドで松永紘明選手が補給をされてました。
上位選手がエイドに到着してきます。
上位ランナーの装備やポールのザックへの取り付け方法は参考になります。
こんな装備をしているのか・・・うん、うん
外国人選手はボトルにコーラを補給してました。
走っていて爆発しないのかな・・・
本栖湖エイドステーションのご当地メニューは、『鹿カレー』と『かっぱめし』
ボランティアスタッフも食べられます。とりあえず鹿カレーを頂きました。
とってもスパイシーです。
夜勤に備えて、ちょっとお昼寝しました。
夕方になって、徐々にランナーや応援の人たちが増えてきました。
応援の人たちは、寝袋や毛布も持参されてます。
『走る人』手旗も勢い良く風になびいてます。
寒いのでダウンジャケットを着込みました。
こんな風が吹く寒い中でも平気な方が・・・
大きな犬!!
フサフサの白い毛が暖かそうです。三好礼子さんちの犬でしょうか?
ここで、お腹が空いてきたので“かっぱめし”を食べました。
とろろかけ御飯の上に焼豚とキュウリ、そして刻み海苔がふりかけてあります。
美味し~~~い
食べて、寝て、食べて・・・いつの間にか辺りは真っ暗です。
夜になると、さらにエイドステーションが混雑してきました。
福田六花さんが、生ギターでミニライブです。
コースで最もハードな区間である天子山塊を越えたランナーの心と胃袋を癒してます。
投光機の灯りの下で、天子山塊を越えてくる仲間を待ってます。
バーナーやコンロでスープや味噌汁を準備している人もいます。
真っ暗な山の山腹に、時折ヘッドライトの灯りが見えます。
あんな真っ暗な中をランナーは走っているんだ…
日常ではあり得ない世界
ランナーは過酷なレースを戦っている、みんな解っているので、寒さに耐えてじっと待ってます。
そしてヘッドライトが本栖湖青少年スポーツセンターのグランドの片隅に見えると、みんなが拍手!
ランナーがエイドに到着するまで、拍手が続きます。
「お疲れ様で~す!」
「頑張ってくださ~~い」
「ナイスラン、ナイスラン!」
声援の中をランナーがエイドに飛び込んで来ます。
福田六花さんもハイタッチでお出迎えです。
トレランのイベントでよくお会いするNさんと偶然お会いしました。
STYに参戦されてます。
「CCCよりハードだったー!」
(TSUTAYAじゃないですよ・・・、UTMBのカテゴリーです。)
「ゴールまで頑張って下さいね。」と声を掛けて見送りました。
そして千羽で鏑木賞を受賞されたハナさんにもお会い出来ました。
ハナさんもSTYに参戦。かなり上位のいいペースです。
ハナさんも「信越五岳よりキツーい!」とおっしゃってました。
やはりトークショーで鏑木さんが言われた通りこの区間はかなりハードな様です。
しかも夜間ですから、尚更です。
さてボランティア活動の時間が近づいてきました。
23時30分にボランティア事務局に集合!
ここから河口湖のゴール地点に車で移動します。
街灯もない真っ暗な道をランナーがヘッドライトの灯りを頼りに走っている姿がぽつりぽつりと見えます。
本栖湖エイドから、ゴールまで27kmあります。129kmを走った後の27kmです。スゴイ!!
しかも鳴沢氷穴から先は、再びトレイルに入ります。
頑張ってゴールして欲しい・・・と心の中で呟きながら河口湖大池公園に向かいました。
(つづく)