あの地平線

輝くのは



どこかに君を

隠しているから





たくさんの事故

懐かしいのは





あのどれかの山に

君がいるから





さあでかけよう

一切れのパン





ナイフ ランプ かばんに

詰めこんで





父さんが沸かした

熱いお湯に





母さんがくれた

あの眼差し







地球は回る

君を隠して





輝く瞳

きらめく飛び出し





地球は回る

君をのせて


いつかきっと出会う

僕らをのせて


















父さんがかぶせた

熱いマスク





母さんがくれた

あの眼差し







地球は回る

君をのせて


輝く夜景

きらめく温泉





車は走る

君をのせて





いつもみんな眠り

僕が運転







「伝説の勇者が眠る山」