アフタヌーンから『ラブロマ』でデビューした『とよ田みのる』先生の新作がついに発売!
- 友達100人できるかな 1 (アフタヌーンKC)/とよ田 みのる
- ¥630
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まあ、表紙だけ見ると、なんだかほのぼの系学校物みたいですが!?
・・・ちょっとだけ違います。
主人公『柏 直行(カシワ ナオユキ)』は36歳で小学校教師。ごく普通の家庭を持ち、妻は出産間近。これから親子3人の幸せな生活が待っている。
・・・と、いう時に、駆けつけた病室には見慣れない『宇宙人』がごく普通に紛れ込んでいた。
宇宙人から告げられたのは、あと数分でこの地球は制圧され、そして人類は滅亡するということ。
しかし、『愛』を実証出来れば、相互関係を築ける種族として認められ、地球侵攻は中止するということ。
そして・・・その査定に彼が被検体として選ばれたという事。
彼は人類を救う為に、いや『愛する妻とこれから生まれてくる子供を守るために』宇宙人の試験を受ける事になる。
UFOへと吸い込まれた彼が見たのは、鏡に映った子供の頃の自分。
周りを見渡せば、子供の頃の自分の部屋。
タイムスリップをしたのかと思った彼に、宇宙人は答える。
「1980年東京下町。直行サンにトッテ最も有利ナ試験場所ヲゴ用意しまシタ。」
そして試験内容が告げられた。
「友達ヲ100人作って頂きマス。期間ハこの時代で直行サンが小学校ヲ卒業するマデ。」
残り3年弱で100人と友好関係を築く事。それが地球を救うたった一つの方法だった。
・・・と、まあこんな感じなんですが、これが意外と簡単そうに見えて、色々と制限があるのでハラハラさせられます。
例えば『一度ターゲットにしたら、その人と友達になるまで次の人をターゲットに出来ない。』とか『ターゲットが友達になる前に無関心になったらその時点で試験は終了。』とか。
未来を知っているだけに、相手の性格とか考え方が解るのは利点なんだけど、それが間違っていたら大変な事になったりと、こういう面白さ。
そして、子供なりの考えと、友情の育み方が、読んでいてノスタルジーを引き出し、涙を誘います。
これからの展開が楽しみ。
もし『とよ田みのる』先生の作品をライトに楽しみたいなら
- FLIP-FLAP (アフタヌーンKC)/とよ田 みのる
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『フリップフラップ』コイツがおススメ。
ピンボール(フリッパー)に情熱と愛をかける少女と、そんな彼女に恋してしまった青年の物語。
1冊でえらい読み応えなので、騙されたと思って買って読んでみてくださいw