「南洲翁遺訓集第10か条」を後に紹介しています。

 

 


 
先日、迎賓館(赤坂離宮)に行ってみました。
2016年から一般公開が始まったようです。

 
西郷さんを学び始めて、裏の歴史を知ることで
最近はモノの見方が変わり、

 
うんちくを語り出す、何処かのおじさん
のようになってきている自分は、
かなりやばいです。
笑い泣き

 
迎賓館は東宮御所として
明治32年に着工、
明治42年に完成とされています。

 

外観も室内も、
世界に引けを取らない明治の西洋宮殿。

 
驚きの
絢爛豪華な室内!
スター


大きな大理石に迫力の天井画、
豪華すぎるシャンデリアに
金箔を張り巡らした装飾・・・
スター


建築費は今の額で言えば
約1,000億円だそうです。


贅の限りを尽くした建物!
スター

 
 

ボランティアの方が
「西洋と和の融合が素晴らしいんです!」
と話してくださいましたが、

 
 

ヨーロッパの画家に
日本の”空”(くう)を描かせた
残念な天井画ショボーン
(これは外人には描けない・・・)


鎧、兜、スフィンクス、ライオン、鼓、琵琶、王冠、鳳凰、サーベル、松果体の象徴の松ぼっくり・・・
それらを融合?というのか、混ざり合った
少し違和感のある壁の装飾。


そして建物を正面から見た時に両脇にある
星の装飾がある青い地球儀。


「えーっ、ユーロの旗じゃん」
まぁビックリ!
びっくり

 
だから今、
NATOが東京事務所開設と言って平気な顔をして入ってこようとしているのね。それを日本も受け入れるわけだ。

と繋がりました。


ちなみに、大正天皇は
ここに住んで下さいと言われたそうですが、
「私はこんなところに住むのは嫌だ!」
と言って住まなかったそうです。
爆  笑


誠に正直ニコニコ

 
 
 

ここで「南洲翁遺訓集第10か条」を紹介します。

 

第十ケ条 
 
人智を開発するとは、愛国忠孝の心を開くなり。国に尽し家に勤るの道明かならば、百般の事業は、従て進歩す可し。或は耳目を開発せんとて、電信を懸け、鉄道を敷き、蒸気仕掛けの器械を造立し、人の耳目を聳動すれども、何故電信鉄道の無くては叶はぬぞ、欠くべからざるものぞと云ふ処に目を注がず、猥に外国の盛大を羨み、利害得失を論ぜず、家屋の構造より玩弄物に至る迄、一々外国を仰ぎ、奢侈の風を長じ、財用を浪費せば、国力疲弊し、人心浮薄に流れ、結局日本身代限りの外有る間敷也。


==訳==
人間の知恵を開発、即ち教育の根本目的は愛国の心、忠孝の心を持つことである。
国の為に尽し、家のため働くという、人としての道理が明らかで有るならば、すべての事業は進歩するであろう。

耳で聞いたり、目で見たりする分野を開発しようとして、電信を架け、鉄道を敷き、蒸気仕掛の機械を造って、人の目や耳を驚かすような事をするけれども、どういう訳で電信、鉄道が無くてはならないか、欠くことの出来ない物で有るかということに目を注がないで、みだりに外国の盛大なことをうらやみ、利害、損得を議論しないで、家の造り構えから、子供のオモチャまで一々外国の真似をし、身分不相応に贅沢をして財産を無駄使いするならば、国の力は衰退し、人の心は軽々しく流され、結局日本は破綻するより他ないではないか。
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日時:5月28日(日)10時~13時
参加費:3,500円(お弁当・飲み物付)
場所:東京都中央区銀座1-13-12銀友ビル8階(Newtopia)

参加申し込みはコチラから
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ご参加、お待ちしていまーす!