
ボーンアイデンティティ
マット・デイモン主演のスパイアクション。
アクションもあるけど結構サスペンス。
ボーンシリーズの一作目で
三作目のボーンアルティメイタムは
アカデミー賞受賞作
ストーリー
身元不明の男が漁船に救助されるところから
話は降り出される。
その男は記憶を失っており、
手掛かりは
体に埋め込まれていたマイクロチップのみ。
これを手掛かりに自分は何者かを探り、
その過程で無意識に超人的な
能力を発揮する事で自分の正体に近づいていく
演技
演技は
マット・デイモンですから間違いないですよね。
さらにボーンシリーズで
マット・デイモンの良いところは
全然派手さが無いところですw
私の世代の007であるピアースブロスナンや
ミッションインポッシブルのトムクルーズと違い、
地味に演技する事でリアリティを高めています。
記憶がない事で頼りない雰囲気はあるのに
無意識にあらゆる事に対処しているという
表情の演技が素晴らしい。
グッドウィルハンティングじゃないけど、
精神的に安定してない役やるの上手いなぁ。
アクションに関してもこの作品の為に
ボクシングを始め、アパートで格闘する相手は
本当のキックボクサー。
ガチンコの格闘に見えるように
本当に当たる距離で演技したんだとか。
あとはとにかくカッコいいセリフが多い
自分が殺し屋であったことを知った後「もう何も知りたくない」とかね。
シリーズ2作目になりますが、
ボーンと喋る女長官。
横に対象の女性がいるにも関わらず
ボーンに嘘をついて「その女はどこにいるの?」
と聞く。
ボーンは
「next to you(お前の横にいる)」
ボーンは女長官を監視できる位置にいたのですw
演出
カットというかロケ地というか
決して派手な場所を選ばないように
している気がします。
観客の生活のすぐそばに
映画の出来事があるように表現しておるのかなと。
カット割に関しても
緊迫感が高まる部分は細かくカットを
割っています。
わかりにくくなりそうですがそんな事はなく
カットの時間で認識できるだけの情報のみを
入れている感じ
出ている役者さんも美形すぎず
かと言って不細工過ぎずというか
あくまで観客の周りにもいそうな人を配置してる。ヒロイン役も見た事ないわけじゃないけど
主役級をバリバリ演じる感じじゃない。
なんだけど美人みたいなね。
クラスに居そうな美人というか…怒られそうだw
リアリティの高い映画が好きな私は
とにかくこの配役も大好きです。
あれこれの小道具も凝ってて
ボーンが最初に着ているセーターは
ちゃんと撃たれた穴が残っていたり、
ヒロインが乗ってる車はボロくて
ヘコミがあったりと
リアリティを出す工夫が
さりげない形で表現されている
そして何より
エンディングテーマのカッコいいこと。
サイレンみたいな音に
低めで渋いメロディが流れてくると鳥肌ものです。
感想
地味なスパイアクションで大好きです。
派手さがない分リアリティがあって。
ボーンシリーズを初めて観たのは4〜5年前で公開からかなり経った後でした。
ただ、観てからはハマり、シリーズ一気に観ました。
この流れでダニエルクレイグの007にハマるんだよなぁ
近々観よう。