
響
漫画原作の日本映画
天性の文才を持つ15歳の女子高生が主人公。
演じたのは平手友梨奈さん。
ストーリー
話は、主人公である鮎喰響が自分の書いた小説「御伽の庭」をとある出版社の新人賞に応募した事から始まる。
その才能はたくさんの人を刺激してさまざまな反応や変化を起こす。
ただ主人公だけは自分の価値観を曲げることがないため、唯一変わらない。
演技
主人公の演技はそもそもの平手友梨奈さんの性格に少し似てたのかなと思うくらいハマり役。
感情が無いような、出てないようなというような感じ。
唯一動物園のシーンだけはオフショットのような作りになっていて、感情が普通になっていた。
響が普通の高校生である事を表現したかったのかもしれないが別シーンとの乖離がすごい為、若干の違和感。
でも響が自分で動物園行きたいって言ってたしなぁ…それならそういうもんなのかなぁ…自分の願望的にはそこでも響らしさが欲しかったなぁ…
周りの人の演技としては、さすがのアヤカウィルソンさん、柳楽優弥さん。きちんと存在感。
ただ北川景子さん…
自分自身の好みなのかもしれませんが、北川景子さんの演技がとても嘘くさくオーバーに見えてしまうんです…
ファーストラブの鑑賞後からそのモードに入ってしまい、ところどころ北川景子さんの演技が気になってしまって集中できない…
とても綺麗な女優さんなんで役としてはバッチリ原作イメージに合うんですけど、私の個人的な問題です。ハイ。
おそらく他の方は気にならないと思います。
感想
作品全体としては、漫画原作を少し読んだ事がある為、細かいディテールは表現しきれてないかなぁと感じました。
ただ、作品の本線である響の才能とその才能に影響される周りというのは表現されているので違和感なく見れました。
尚、小栗旬がやった役については原作見てみたいなと思いました。強い思いが感じられたのでもう少し詳細に表現できてるであろう漫画原作で見れば一番好きなキャラになるかもw