さんいちいちあーかいぶ その三 | すずきさちがキューバにいない時にしていること 

さんいちいちあーかいぶ その三


すずきさちがキューバにいない時にしていること 
と、まあ、そんなわけで

自宅まで完全踏破・・!とはならずに済みそうに、なったのですが。


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少し渋滞した吉祥寺を抜け、玉川上水が見えたあたりで親から電話。
どうやら父が飯田橋のオフィスで合宿を決め込むらしい。
えぇ、いい歳してそれやるんかいな・・

「そうなんだ。ああ、じゃ今から向かおう。飯田橋」
旦那氏はそのまま東八道路に向きを変え、得意の抜け道を走って・・・、
それもむなしくスペシャル渋滞にはまる。
並んだ車のほとんどは多摩・八王子ナンバー。
JR中央線が復旧してくれないおかげでお迎えという展開か。
まあ、うちも似たり寄ったりなんだけど。

皆さん、道案内はカーナビにお任せなのか、
メジャーな道路はどこもぜんぜん動かない。
3時間ほどかけて新宿の手前まで来る。
首都高の真下にいる、そこでまた大きな揺れ。
うぐぐぐ、いやだなぁ、ここでどうにかなるのは・・
という思いもよぎるがあの「会社の階段のぐにゃぐにゃしたの」に
比べれば、どうってことない・・・かも・・しれない。

渋滞のBGMはコルトレーン。
エリック・ドルフィーとぶりぶりと20分以上も演奏してるライブ盤ばっかし。
ハードな現実を経験してしまうと、彼らの演奏がとても甘くやさしい音に聞こえてくる。普段は体力無いと聴けない!なんていってるのに。

夜中の1時をまわっているのにまだまだナイトハイカーは切れない。
どこまで帰るのだろう。

新宿~四谷~飯田橋で4時間。
あぁ、徒歩なら今の最速ラップタイムを叩きだせる筈!!!残念。
自衛隊の災害救助車に何台もすれ違う。
この渋滞の中、どこまで向かうのかしらん。


・・・・・結局、父を救出(笑)できたのは午前4時。
オフィスで皆テレビを見てまんじりともせず、だったようで。

トイレを借りに入ったホテルは満室、
帰宅困難な人々がごろ寝する場所になっていた。
夢に見そうなシーン・・・・

結局、なんとなく復旧していそうな首都高に乗り、ガラ空きでこれ以上
快適だったことがないような走りっぷりのまま中央道へ。
もう、夜があけかかっていた。
こんな有事でなけりゃあ、このまま富士山を眺めに山中湖あたりへ行くのに。
帰りの所要時間は・・、多分100分くらい・・・。


父を家まで送り、それから我が家へ戻り、やっとふとんに入れたのが8時過ぎ。
夜明けとともにわたしどもの金曜日は終了。
ナイトハイクと徹夜をセットにしたのは・・・、さすがにキタぜ。

ちなみにうちの被害は、まぁ皆無といってよさそう。
CDの山と楽譜の山が崩れただけ。
覚悟してただけに、これはありがたかった。


さて、やっと「じぶんの感情」の面倒を見ることができる、けど
被災地付近に住む友人たちを思うと脱力できない。