誰かのアドレスを借りて
ハバナに着いたらしい友人からメールが届いた。
行くつもりなかったんだがやっぱり来ちゃった・・・ってやつ。
おう、そうだろうそうだろうとも。メヒコまで行ったらあと数時間だからね。
ともかく知り合いの誰かが行ってるんだなぁ今、と考えるだけでもうれしい。
あの生ごみ臭い露地を、誰かがベランダで飼っている、すっかりキューバ語をマスターしたオウムの声を
呆れながら聞き、茹ですぎのパスタのお湯の匂いをどっかの家の台所の窓から嗅ぎ取り、
ちのだちなだの時々言われつつ、あるいはそれにテキトーに返事したりガン無視したりしつつ、
ただただボーゼンと歩く。道路の穴と犬の糞には気をつけて・・・・・サンダルはやめといたほうがいいな。
かの地はたいへん有機的な場所なのだ。
そういうあたくしは、ベーコンの燻製と庭の土掘りをして芽の出かかったじゃがいもを植え、
たけのこごはんをこしらえ、ついでにぼんやりしていたのでしたよ。