風呂デューサー式温泉講座~ロケーション編~
こんばんは、風呂デューサーです。
源泉かけ流しという言葉だけでなく、別の観点から温泉の状態を判断しようということで連載中です。
今回はロケーションについて考えてみたいと思います。
温泉の状態を判断するという点からするとちょっとずれているかもしれないですが、温泉の満足度を高めるという点ではかなり重要なウエイトを占めるのではないかと個人的には思いますので、今回お話してみます。
本ブログの左右に私が今まで行った温泉を載せています。
うまく見えないかた、ごめんなさい…PC技術がなく、画面のサイズによっては切れてしまったりしています…
どれも非常にいいロケーションをしています。これを見ただけでも素敵!とか行ってみたいなぁ!っていう気持ちになりませんか?
温泉の質のみに人が引き寄せられるなら、この写真を見てそういう気持ちにはならないと思うんですよね。
ではなぜロケーションに引き付けられるのか…それはやはり非日常を感じるからではないでしょうか?
その非日常性を感じうる部分をピックアップしてみます↓
開放感
都会に住む人にとって、電車の中だったりオフィスだったり家のなかだったり…視界が結構狭いんですよね。
だいたい風呂屋は奥行き7~8mあったり天井が高いので、そういう空間に身を置けるだけでもスカッとするというか、気持ちがいいんだと思います。
でかい
生き物は物理的に大きいものをスゴイと思う本能があるような気が個人的にはしています。
先日動物園に行ったとき、コビトカバを見たあと普通サイズのカバを見たらものすごいびっくりしました。そういうことです笑
普通家庭用の浴槽は1人サイズの小さいものですよね。それと比べたら数十人は入れるような大きい風呂はカバの原理と同じでスゴイと思うにきまってます。この感覚のおかげで大きい湯船での商売が成り立ってるんじゃないかと個人的に思うくらい、でかいのは大切なことだと思います。
和・日本風
最近、昔と比べて和のテイストを感じる機会って減ってますよね。
せいぜい畳くらいで襖や障子を見かけることも減りましたし、土間や囲炉裏を見たことない私と同世代の人間はたくさんいそうな気がします。
そして島国気性ゆえか、日本人ってナショナリズムの気持ちは高いですよね。
その流れがあるからか、スーパー銭湯は和風のところが多いですし、昔ながらの小さい旅館も人気なところは人気だったり、湯治宿という存在もまだ残っているのではないでしょうか。銭湯ももちろん同じくです。
日本で暮らしているのに日本風が非日常なんて、なんだか言ってることがおかしいような気もしますが…
自然
地方に行けばたくさんあるんですが、都会では本格的なものはあまりないですよね。
日本人はどちらかというと自然を制御するというよりは共生するような考え方をするというのを何かの本で読みました。縁側という庭でも家でもない空間がその代表例で、その究極形が露天風呂だと思います。
屋外に風呂という超非日常がありながらも自然と融和したようなスタイルは、日本人に会っているのかもしれませんね。
眺めの良さも同様に言えます。
考えればまだ出てきそうですが、今回はこの辺にしておきます。
こうして見てみると、いかに現代人が窮屈な生活しているのかっていうのが逆に見えてきますね笑
これから世界へ目を向ければ向けるほど、日本の文化というものが逆に際立っていくのではないかなと思います。
なんだか話が全体的にずれたような気がしますが、総括するとお湯の質は風呂を評価する指標のひとつであり、ロケーションも同様にそのうちのひとつであるということです。
次回は温泉街について考えてみます。