プレイ動画を見る前の個人的な見解は『沙耶の唄?それなんてエロゲ?』といった感じでした。
開始早々、気持ちの悪いCGと思わず耳を塞ぎたくなるBGM&音声
食前・食後には見るものじゃないと思いました、吐き気しますよ。 いやマジで!
最初は主人公の視点からゲームが始まります。
まず、背景の画面が気持ち悪いです。
臓器をモデルに描かれたであろう背景は、見てるだけで鳥肌が立ってきます。
主人公視点での登場人物の描かれ方も気持ち悪い。
これまで、鍵作品を主にプレイしたりしてきた俺にとってはかなりきっついモノでしたね。
主人公以外のボイスには全部ノイズっぽいのが掛かってるし^^;
この時点で分かりました。
こ れ は エ ロ ゲ じ ゃ な い !
タグには『純愛』とか書かれてるんですけどね(笑)
まず、ヒロインですが言うまでもなく沙耶ですね。
あのロリボイス・・・・たまりません/(^o^)\
しかし、この沙耶ただのヒロインではありません。
だって・・・・主食が人肉なんですから>ω<
沙耶の正体については、明かされる前から薄々と分かってきます。
基本的にこの沙耶の唄では、主人公視点と他の人視点の2パートで進んで行きます。
この沙耶の唄で特にすごいと感じたところは
主人公の言い分もよく分かるし、他の人の言い分もよく分かる・・・・というところでしょうか・・・・
主人公も自分が狂ってるって事を自覚してますしね。
最初から見てるとよく分かります。
主人公の気持ちが!
あのような状態で沙耶のような少女が出てきたら俺もあんな風になると思う。
世界より一人の少女を取ってしまうと思う。
エンディングは登場人物で基本的に救われる人はいませんね。
あるエンディングでは、主人公が精神病院に行くエンディング
また別のエンディングでは、沙耶が世界を変えてしまうエンディング
あと、主人公達を倒した(?)親友が精神的に病んでしまうエンディング
どれもBADENDにしか思えませんでしたが、一番よく感じたエンディングは主人公が精神病院に行くエンディングだったと俺は思ってます。
主人公は沙耶の力によって、全部事故前の元通りな状態になるんですが
その後も沙耶への気持ちを忘れずに再会したときに告白する(?)というエンディングです。
ラストの沙耶とのケータイでのやりとりは間違いなく泣けます!
まーそれまでの過程があるからこそのこの感想なんですが。
全てをやると分かります。
『それは世界を侵す愛』のわけが。
このゲーム、全部で5時間も掛からなかったように思えます。
エンディングも3つだけでしたし。
まー短くても内容はかなり濃く、とても面白い作品でした。
途中からはこの沙耶の唄の世界に引き込まれっぱなしで、他のことが手につかなくなったほどです。
そして、鍵作品とは別の意味でエロが要らない作品だと思えました。
内容は、表現的にもアウトなモノばかりなのでPS2への移植なんかは絶対にありえなさそうなので
俺が18歳の壁を越えたときに購入したいと思いました。
いつも通りgdgdな日記でスミマセン。