「思い浮かべてみよう
 争いのない一日を
 悲しみの涙を流さなくていい日を」

2006年秋
河口恭吾さんが作った『地球兄弟』と言う曲。
この曲をきっかけに地球兄弟プロジェクトが発足した。

難しい事じゃない。
一人一人が、ほんの少し「幸せ」について考えてみよう。
そんなプロジェクト。

独りでは伝えきれないその気持ちを
世界中のミュージシャンを通して繋げていけたら。

そうして、色んな国で『地球兄弟』は今も唄われ続けています。

私がこの曲に出逢うきっかけになったのは
佐合井マリ子ちゃんがこのプロジェクトに参加して
ライブで『地球兄弟』を唄った事から。

その歌詞1つ1つが心にドスンッ。と来た。

もう何度も何度も聴いている曲。

昨日、吉田このみちゃんとのセッションでこの曲を聴いて、
これが「答え」な気がした。

2番の出だしの歌詞。

「思い浮かべてみよう
 争いのない一日を
 悲しみの涙を流さなくていい日を」

世界中で、
たった1秒でも、
誰一人、悲しみの涙を流さない時間。

想像したのです。

もしも、そんな時間があったなら、
それ以上の「幸せ」があるだろうか。

って。

誰かが悲しいのは嫌です。
自分の大切な人はもちろん、
知らない誰かでも。

出来るはずない。

そう思えることだとも思う。

でも、

じゃぁ、

出来ない。  で、いいの?


昨日聴いた『地球兄弟』は、私の中で今もそんな気持ちをぐるぐるさせている。


考えてみて欲しい。


みんなが、悲しみの涙を流さなくていい方法を。


まずは、自分が笑っていよう。

そして、目の前にいる人を笑顔にしよう。


この気持ちを伝えよう。


そしたらきっと、


世界が笑顔になる時間


作れるって



私は信じます。


『地球兄弟』

 作詞・作曲:河口恭吾
 唄:佐合井マリ子



青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

思い浮かべてみよう
世界中の人の笑顔
大人も子供もほらみんな笑ってる

ニューヨークの人もバグダッドに住む人も
北京やソウルや東京の人も

国や政治や宗教や歴史もあるけど
同じ人として愛をもって さぁ共に歩こう

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟だろう?

思い浮かべてみよう
争いのない一日を
悲しみの涙を流さなくていい日を

飢えや貧困や思想の違いや差別
一人の人として愛をもって 何が出来るだろう?

青い青いこの空の彼方の
知らない誰かといま話してみたい

六十数億人分の夢と希望と苦悩をのせて
今日も地球はまわる

とどけ とどけ いつか願いとどけ
かがやく瞳の少女の夢叶え

青い青い 想いをそのままに
行こう明日へあきらめることなく

青い青いこの星に生まれた
みんな繋がって生きている兄弟さ

同じ時代を生きている兄弟さ