2014年3月30日(日)
この日の京都は生憎の雨。
お日様が出てないと寒い寒い朝でした。
この日の最初の目的地は、平安神宮近くにある細見美術館。http://www.emuseum.or.jp/
こちらは美術館と言っても、立派な茶室有、イタリアンレストランカフェ有。
実はここのお茶室「古香庵」での茶道体験を申し込んでいたのでした♪
到着後、展示を鑑賞するには時間が足らず、しかし茶道体験の予約には早く着きすぎていた為、
地下の"CAFE CUBE"でカフェタイム
触り心地の良い素敵なコーヒーカップ。
大人な味のフォンダンショコラ、とっても美味しかった!
さて、時間になりましたので、カフェスタッフの男性に案内して頂いて、「古香庵」へ。
とても広い和室ですが、実際に寒い日だったのもあって、とても凛とした空気。
掛け軸は「萬里目前境(ばんりもくぜんのきょう)」
「全てを成し遂げるには、まずは目の前のことをコツコツと」という意味です。
修学旅行生の参加者も多い為この言葉の掛け軸なのだそうですが、改めて心に刻みたい言葉です。
床の間のお花は、侘助と土佐水木。
茶道体験は、先生がお茶を点てる手前まで動作を説明しながら進めてくださり、その後の点てて、客人に提供する部分を私にやらせて頂きます。
お茶菓子を頂きながら、レクチャーを受けます。
お茶菓子は、末富さんの上生菓子。
(ちなみに、お抹茶の銘は、一保堂さんの「若き白」)
先生は、とってもお美しく、とっても優しくわかりやすい説明をしてくださる方でした。
私が点てて客人(この場合はもう一人の参加者の母)にもてなした茶碗。
こちらは、母が点てた時の茶碗。
今年は、前々から興味を持っていた「禅」を学びたいと思っていて、その一環でお茶の世界も勉強したいと思っているのですが、その入門の入門にはとてもタメになった時間でした。
何よりも先生が人間的にも素敵な方だったので、出来ればまた伺いたいと思います。
茶道体験の後は、展示会の鑑賞。
中は撮影禁止なので写真はありませんが、有名無名に関わらず展示された素晴らしい美術品、歴史的調度品に感動したり、溜息しきり。
その中で一番私の心を捕えて離さなかったのが、仲安真康作「虎渓三笑図」
(画像はネットから拝借しました)
「虎渓三笑」とは、意気投合して談笑するのを楽しむことを表した諺ですが、元々は故事から来ています。
慧遠法師(仏教)の所へ、陶淵明(儒教)と陸修静(道教)が訪ねて来ました。
本来分野の異なる三人ですが、話が弾み、慧遠は見送りの際に虎渓に架かる橋の手前まで見送るつもりだったのに話に夢中になって思わず橋を渡ってしまいます。
渡った後でそれに気づき皆で大笑いをしてしまうという逸話です。
なんとも心温まるその絵にとても引き寄せられてしまい、メモるわ、帰ってからも調べるわ、かなり惚れてしまいましたww
とても充実した気持ちになり、美術館を後にしました。