宮部みゆきさんの
三島屋変調百物語シリーズ7冊目です。
このシリーズ大好き❤
早速ですが
気に入ったシーンを紹介していきましょう
火焔太鼓
火事を鎮静化しちゃう不思議な太鼓にまつわる
兄夫婦と弟の話だよ。
語り手は弟君、仮名:中村新之助です
この話で私の感情が動いたシーン🎬
大加持加持衛門は、
その目をかすかに潤ませていたという。
そしてこう下知された。
山行を許す。必ず戻れ。
何を見ても。何があっても。
その言葉を耳にした瞬間に、新之助は悟った。
はい、私も悟りました
なんか
はぁー、もぉー
(ノ_<)
ってなる。
そしてね、
この話で富次郎が聞き捨てる為に描いた絵の
ところでも
はぁー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
ってなる。
悲惨な表現力…
一途の念
この話の語り手はいつもの口入屋からの紹介
ではなく、富次郎の美味いもの好きが高じて
見つけた団子屋屋台の商いをしている
おみよ(16歳)
家族の、主に母親の話しなんだけど…
母親の夫と子供らに対する強い『念』が
不思議な事を起こしていたのだけど
心無い輩から突きつけられた現実に、
その念が解けた時の
母親が壊れた様の描写が激しくて…
痛々しくて…
で、この話でグッと来たシーン🎬
『どうりで旨いわけだ』
そう言って、富次郎はにっこりした。
ここでこの娘に笑を見せよう
と思って浮かべた笑顔だった。
本当は、心から笑いたいわけではない。
おみよの語りの底には、
ずっと悲しみが流れている。
富次郎の思いやりが切ないわっ
何故かキレる私…
魂手形
この話の語り手は粋でイナセな爺さま、
吉富(きっとみ)さんだよ。
吉富さん、子供の頃、実家で木賃宿を
営んでいて、お盆の時に初めて泊まった客との
間に起きた話しだよ。
このお客さん、名は七之助さん。
七之助さんは亡魂を扱う水主さんでして。
これだけだと意味わからないね
まぁ、そこはさておき…
おいちゃうんだって思った?
吉富さんはね、生まれた時に母親が
駆け落ちして居なくなりまして、
吉富さんが8歳の時に入ってきた女中
お竹さんが後妻で母になるんだけども、
ものすごく口が悪くてね
そんなお竹さんの罵詈雑言コレクション
『おら、何とか言ってみろ。
言い訳できねぇなら、おれが叩いてやろうか。
尻の皮が破れて血が出るまで叩いてやろうか』
『てめぇ、このクソおんなぁ!』
『きっちゃんに何しようってんだ、
ふざけんじゃねぇぞこのアマが!』
『もしあの娘を泣かせたら、あたしはあんたを
地獄の果てまで追っかけてって、
牛頭山馬頭さんから借りた槍で、
尻から串刺しにして、家まで引きずって
連れて帰ってくるからね』
ガラ悪っ

宮部先生、どうしたんでしょう
何か嫌な事でもあったのかな?
しかも、お竹さんてば
無愛想で器量もよくなくて二十歳を過ぎた
年増、肩が分厚く、二の腕がまるまるとして
胴回りはそこらの柳腰の女の倍はあり、
肉付きのいい堅太り。
だそうです。
ガラ悪っ


でも、
あの暴言吐くにはちゃんと理由があっての事で。
心根はものすっごく優しくて、働き者の
いい人なんですよ

吉富さんとはとても良好な関係でした〜
そんなお竹さんだから
彼女が年取って亡くなる前に吉富さんとした
やり取りのシーンにもグッと来るものが
ありました

吉富さん自身の体験もなかなかのもの
だったんですけどね。
お竹さんの存在感な
今回も総じて良かった。
最後は悲惨な語彙力で幕引きです…