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offiliia フワッとユルユルたまにビューーン

基本インドア時々バイクで徘徊

綾辻行人さんの作品です




あしあと目次あしあと

下差しどんどん橋、落ちた

炎ぼうぼう森、燃えた

車フェラーリは見ていた

ランニング伊園家の崩壊

カメラ意外な犯人



あのですねー、

犯人当て小説なんですね、これ。

私、初めてこういった犯人当て小説を

読んだのですが、読んでる間中ずっと

はてなマークえー?はてなマークえー?はてなマークえー?はてなマークアセアセはてなマークえー?はてなマーク


こんな状態でしたキラキラ



基本的な構図は

問題編の話しがあって、

問題として、犯人は誰か、またその理由。

を読者(小説内の)に投げかけ、回答させ、

解決編の話しがあるんだけど…


作中作で、

語り手&問題を解く人に綾辻先生ご本人が

登場されてまして。


『どんどん橋、落ちた』

『ぼうぼう森、燃えた』

『意外な犯人』

に登場する問題を持ってくる人がU君。


このU君、数年に一度、同じ出立ちで冬場に

先生の自宅にやって来るんだけども。


U君に対する先生の記憶が曖昧で

明確には誰だか思い出せなくて、

おそらく大学時代の推理小説研究会の後輩

だろうくらいの認識で自宅に上げて、

なんやかんやで問題を解くんです。


で、問題解き終わって、答え合わせした後

気づいたらU君は居なくなってて…


U君が誰だったかを深掘りするでもなく

話が終わるもんで



誰やねんムカムカ


ってなる訳さ。まずね。



ほんで、内容ね。

『作中作』の後ろの『作』に

気を取られるんだけども


犯人を当てようとして読んでる訳でもなく

小説として読んでるから(私が)

解決編を読んでようやく理解できるというか。


雑に言うと大人向けのクイズと言いますか。

表現や言葉じりでの引っ掛けがあったり…

思い込みや錯覚なんかを起こさせる

高度な言葉遊びと言いますか。


『フェラーリは見ていた』

なんかは、

フェラーリって、フェラーリねっ‼️ゲラゲラ

あぁーー‼️

ってなるイヒ



それから特にインパクトがあったのが

『伊園家の崩壊』

読み方は『いぞの』家です。



そして冒頭に出てくる注意書き。

※この作品はフィクションであり、

既存のいかなる人物・団体ともいっさい関係が

ない。 仮に読者が何らかの人物・団体を

連想するようなことがあったとしても、

それはまったくの誤解というものである。

(作者)


と、登場人物の設定。


伊園民平…………故人  

 常……………その妻 故人 

福田松夫…………会社員   

 笹枝…………その妻 民平と常の娘

 樽夫…………松夫と笹枝の息子 

伊園和男…………笹枝の弟   

若菜…………その妹 

タケマル…………伊園家の飼い猫 

浪尾盛介…………民平の甥 会社員   

 妙子…………その妻   

 育也…………盛介と妙子の息子 

中島田太郎………和男の友人 

井坂南哲…………伊園家の隣人 小説家



いや、もう…

ギリ、アウトじゃない?ゲラゲラ

アウト寄りのセーフ?ゲラゲラ




この話は、井坂先生が伊園家の事件を

綾辻先生に相談する体で話が進むんですが

(これも犯人当て小説)

問題編での伊園家の荒廃っぷりが凄くてね。


注意書きにあるように、読者の誤解です。と

言われても、連想するのはあの一家な訳で。


読んでいても、思い浮かぶのは歳を重ねた姿に

なったあの一家な訳ですよ。


なのに、あんな事になるなんてねぇねー

勝手に心が痛みましたぼけー



最後のお話の『意外な犯人』

これもまた混乱する話でしたねー

混乱するのは私だけかなーうーん


伏線とか気づかねーしイラッ

話の終わり方もモヤっとタイプでしたにやり



あっ、でも、U君の正体が巻末の

『自作ガイド』なるものに記載されてて、

そこだけはスッキリです❤️




皆さんにも、ぜひ、『伊園家の崩壊』を

読んで欲しいですキラキラ



心が荒みますっ❤️